母と父の回忌法要を営みました。

母玲子は2006年2月18日、
父史士は2010年3月9日に、
この世を去りました。
お上人様によると、この法事に、母は張り切っていて、
父は久しぶりのこの世を楽しんでいるとのことでした。

お上人様には2年半ぶりに
田喜野井荘へお越しいただきました。
また、大阪と横浜とリモートでつなぎました。

直接顔を合わせてということで、
お上人様の法話も盛り上がりました。
ロシアと同じことを、かつての日本もしていた話。
僧侶になるなんて露にも思っていなかったのに、
宗祖と出会って人生が180度変わった話。
シャカ国の王子だったお釈迦様が悟りを啓く話、
そして、シャカ国も隣国に滅ぼされた話。
売れると思って出した「平和の法則」という本が
これまでに一番売れていないという話。
そして今こそ、読まれるべき本ではないかという話。
人の世は紀元前から今に至るまで、
変わりなく同じことを繰り返している話。
平和という二文字が消え、
戦争という二文字が色濃くなる時がこようとは。

ところで、父の命日に、父の友人から手紙が届きました。

この手紙読んだ父の妹（朋子姉ちゃん）より。

　私も昨日、史士さんの命日で、色色思いを巡らせていました。中西さんは小中の同級生なんですね。中学生の時の写真、懐かしい兄の姿。赤井先生とは、中学3年の時の担任で国語の先生でした。兄の実力を、認めてくれて！『地元の高校に行くのはもったいない。大阪教育大付属高校と言うのがあるのてそこを受けてみたらどうか』と勧めてくれた先生でした。今とは違い、両親も『へー、そんな良い学校があるなら受けてみるか?』という感じで、受けて合格して行くことになったのよ。そのお手紙、史士さんきっとすごく喜んでるね。 史士さんが大学生の時、赤井先生、過労が元で若くして亡くなったの。私と孝ちゃんばーちゃんが、兄の代わりにお葬式出たわ。すごく優しくて熱心な国語の先生だったよ。