それは、春を彷彿させるのどかな日曜日、われらが同窓会の名幹事・佐々木氏宅への一本の電話から始まった。
「もしもし、わたし・・・ノリコ」

彼は一瞬、耳を疑った。高校時代は話した事もなかった、しかし聞き覚えのある声。
蒲池ノリコ（松田聖子の本名）じゃない三田紀子（旧姓：塩田）の声とわかるまで少しの時間がかかった。

「四月の半ばに大阪に行きます。お仲間を集めてもらえないかしら」
お世話好きの彼。いや、頼まれればけっして人の世話を嫌がらない彼ではあるが、その彼にして頭の中がパニックになった。
“ ダディ ”と言う言葉が駆け巡る。

世話を引き受けた彼は、七福会幹事の前西に相談。
「どうしよう？　 いつ、どこで、だれと？・・・」
うろたえながらも、5W1Hをはっきりと告げた。さすがである。

以上は、事実にあまり基づかないフィクションで、
実在の人物、団体とはほとんど関係がありません。
以下に当日の概要。

三田（塩田）紀子さん、突然帰阪との情報により、七福会協賛・支援を標榜して急遽開催。多くの人に呼びかける時間的余裕がなかったにもかかわらず、15人が参集。

出席者は、加藤美枝子、河田（小関）美和子、景林（小林）てる子、安達（塩崎）由美子、村尾（高岸）優美、山本（田治米）洋子、生澤照哉、小原與一郎、甲田吉彦、佐々木義之、中川忠彦、前西孝夫、松尾好章、村上長、吉原務。

会場は、生澤氏のメンバー・スポットである阪急グランドビル１９Ｆの関西文化サロン。pm6:00頃より三々五々集まり、なごやかな雰囲気の中、歓談。気が付けば、９時過ぎ。ほとんどのメンバーが２次会に更に、数名が３次会に。

佐々木・生澤両幹事、お世話に奮闘。前西幹事は、「旗振り」に終始。後日、両名より「いいとこ取り」と責められる。

報告・前西孝夫