お疲れさまでした 東京企画報道部（be） 穴吹史士さん 朝日社報「A'」2006年7/8合併月号 69年入社佐賀支局、週刊朝日、東京社会部、アエラ、電子電波メディア局（７・14） 西原理恵子さんの漫画に、ヤシの実を頭に乗せた姿で描かれたことがある。社内を漂流して落ち着きがないという寓意だ。印象的な絵だったらしく、初対面の人にも「あのヤシの実の」とよくいわれた。実際、新聞、雑誌、インターネットと漂流を重ねてきた。ただ、どこに漂着しても記事を書く場だったのは強運といえるかもしれない。

格山講評 永年の記者生活　ご苦労様でした。 退職を報ずる社内報で　あなたのことを椰子の実に例えていましたが、説得力がありました。 ＜なれは　そも　波に幾月＞で、漂流の　いや漂泊の記者であったのですね。 穴吹君が書く紀行文が　いつも　面白く読めるものであった所以であろうと　思います。 これからは　さらに　自由の天地を漂泊して、人生の旅での紀行文を読ませてください。

慧星講評 ご卒業おめでとうございます。 長年ご苦労様でした。 西原理恵子さんが描かれたという「社内漂流」漫画、拝見したいものです。社内どころか今や世界を漂流する方（？）、書くことを拒否されなかった穴吹さんはやはり朝日の宝だったのでしょう。 大いに自慢できることです。

ご要望に添い、問題のマンガを下に掲載しました スターツ出版「鳥頭紀行・ジャングル編」（1998年）より 目次へ

あなぶき・ふみお / ７期天国 / 七福会 mail to seventh heaven office