鉄人を訪ねて
足摺遥か １
2009.8.14

今年の春に高速道路が休日１０００円になった時から、足摺の奥に移住した鉄人を一度訪ねてみたいと思っていたのですが、１泊２日ではいかにもシンドイ・・どう考えても２泊３日以上でないと、ゆっくり昔話も出来んなあと思っていたら、お盆に引っ掛けて木・金曜日も割引になると言う。

このチャンスを逃す手はない、１３日から１６日は、帰省の本番で、渋滞もエライことになりそうやから、行くなら６日から９日の間と決めていました。

鉄人にメールで問い合わせると、その期間は来客もないしOKと返ってきたので、６日出発、戻りが日曜日では渋滞が気になるので、８日に帰阪で実行することに決定。

その週の初め頃から、台風８号が沖縄の南辺りをウロウロしているのが気になったものの、台湾方面へ逸れるてくれたのでヤレヤレ。新築祝いのシャンパンや、向こうで呑む泡盛など買い込んで準備完了。

ネットで地図などを事前にチェック。「晩メシまでに着いたらエエやろ」くらいのつもりだったので、・・走行距離：約５００ｋｍをゆっくり走って６時間。食事と休憩であと１時間みても、１１時までに出たら６時には着くやろと思っていたのですが、渋滞も考えられるので少し早めの１０時半頃プリウスに乗って、いよいよ一人旅の始まり、始まり。



運転しながらパチリ・・ホントは帰り道ですが

狭山から泉大津へ出た後、阪神高速の湾岸線で神戸へ。
京橋で神戸線に乗り換えて明石大橋方面へと予定通り、と行きたいところだったが、湾岸線から神戸線への乗り換え辺りで意外に手間取り、淡路島を走り始めた頃には、既に１時前になっていましたが、この辺からは、車の流れもスムーズになってきて良いペース・・・早めに四国モードと、島内のSAでうどんを食べた後、大鳴門橋を渡っていよいよ四国に上陸。

鳴門から高知へ行く場合、距離的には徳島道の方がだいぶ近いのですが、今回は乗り放題を使う旅。途中で降りないように走らないといけないので、高松道を通るルートで川之江のJCTまで少し遠回りをすることに。

途中、「津田の松原」という景色の良さそうなSAがあったので、一休み。ちょうど時刻は２時半頃。コーヒーを買おうと店内に入ったら、さすがに讃岐うどんの本場・・・セルフのうどんショップがあることが判り、ちゃんとチェックしておいてここで昼にしたら良かったと思いました。



再スタート前に、目的地：大浦までの距離などをチェックしようとナビを見たら、なんと、あとまだ３００ｋｍ近く残っていることが判明。高知の先までしかない高速を降りた先は２時間半くらいかかると予想していたので、「これは、よっぽど気合を入れて走らんと７時になってしまうで」。

幸い、高松から高知までのルートが（他の四国道のような対面車線でなく）片側２車線だったので、１２０〜１３０ｋｍくらいで疾走。何とか高速の終点を４時過ぎに通過できました。

さあ、残りもあと１３０ｋｍ余りですが、ここからは一般道。途中の渋滞状況も良くわかりません。おまけに、高速を降りた辺りから雨が降り始め、場所によっては土砂降りに近い降りかたに、思わずハンドルを持つ手にも力が入ります。

鉄人には、高速を降りる前に自宅へメールを送って、だいたいの到着時間を連絡しておいたのですが、最初の目論見：５時半到着からは大幅に遅れそう。

ただ、これも幸いにも、高速の終点が地図で見たよりももう少し先：土佐久礼町の近くまで伸びていたことと、四万十市（旧：中村）と宿毛市の間にも、高速の出来かけ部分が無料で走れたりして、だいたい予定通りの時間で完走。

ネットの地図で見当をつけておいた、月灘小学校の海寄りが大浦漁港でした。自宅裏手の防波堤のところまで鉄人が出迎えてくれて、やれやれ無事到着・・午後６時１８分、走行距離は、ピッタリ５００ｋｍ・・・思ってたよりも遠かった。ああシンド。

すぐに風呂に入れてもらい、その夜は、カツオを肴に夜中まで語り明かして初日は終了。



鉄人宅・・周りの家に比べるとモダンな造り。
土佐シックイの外壁の家を想像していたのだが