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こがんの宿  |
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宿帳 2008年８月1-3日 Ｋ村ご夫妻・Ｓ水・Ｎ島 Ｓ原・Ｓ木様 朝日のキムタクことＫ村さまは、 田喜野井荘の女将と飲み屋で面識があり、 暇つぶしに奥様同伴で新家庭の様子を のぞきにいらっしゃいました。田喜野井荘主人の 出版局次長時代の出版局長でもあります。 元朝日の論説委員でテレビ朝日のニュースステーションにも 出ていたＳ水さまは、キムタク警視庁キャップ時代の部下で、 もともとは田喜野井荘主人の佐賀支局２年後輩。 いまは、バルセロナで豆腐屋を開業するという 自分自身でぶち上げた妄想的構想を実現すべく、 田喜野井荘近所の豆腐屋で徒弟修業中。 お近くということでお見えになりました。 そのＳ水記者が論座編集長時代の副編集長が Ｎ島記者さまで、もとは田喜野井荘主人の 週刊朝日編集長時代のヒラ記者、 いまはbe編集部で同僚、Ｓ水さまの退職パーティーを ヘルニア入院で欠席したので、と。 Ｓ木さまの亡夫Ｓ木記者さまは佐賀支局で、 田喜野井荘主人とＳ水記者さまの間にいて、 「九州の上あごと下あごに挟まれて、 無口な駆け出し時代を過ごした」と、 よく嘆いておられました。ちなみに「あご」とは、 九州地方で「おしゃべり」を指します。 かように朝日の人間関係は複雑怪奇。そんななかで、 全員集合の前日から泊まり込んだＳ原さまと 田喜野井荘主人の関係は単純で、 京都で新聞配達をしていたときの配達仲間。 現在は大阪で植木職・造園師をなりわいにしておられます。  めちゃくちゃややこしい社内の人間関係   前日より逗留、朝食後、 田喜野井荘主人の蔵書より 「杜甫の旅」を読むＳ原庭師さま。 蔵書は結局、大阪へ持って帰る  ご一統さん来たる。午後３時半、日射厳しい中、宴会始まる  Ｓ水さまのバルセロナ豆腐屋問題に議論沸騰  依然として日射厳しい中、依然として豆腐屋問題  ようやく日が傾きかけても、まだ豆腐屋  豆腐屋支持者は、Ｓ原庭師さまのみ。出資を申し出る。 ２人とも、夢と現実の区別がつかないタイプ  「豆腐屋の話はもうやめなさい」とオトーサン（実は雌）  「もっと重要な話題があるだろう、ジャーナリストなら」  「近頃の新聞記者は、腹が座っとらん」  「オトーサンが若かったころは……」  「まあ、やめておこう」  「そ、そこ、急所！」と、変な趣味を持つオトーサン（実は雌） 驚いたことに、ご一統さまが席を 一歩も動かないまま日が暮れ、 そのまま夜の宴会に突入。  豆腐屋計画のずさんさが、次第に明らかになる  でも、バルセロナ渡航を前提にマンションを 売りに出したので、もう後には引けない  田喜野井荘主人の娘２人、来たる。オトーサン、お出迎え  真の飼い主が誰かわかっているオトーサン この夜は、田喜野井荘の目と鼻の先にある 陸上自衛隊第１空挺団・普通科連隊習志野駐屯地の 花火祭りがあった。ルーフバルコニーからは、 江戸川、ディズニーランド、ロッテ・マリンスタジアム、 千葉港など数カ所の花火が望める。  ゴミ箱に腰掛け、物干しバルコニーから望む花火  空挺団の訓練用落下塔の向こうに上がる  この奥にもう１カ所、別の大会の花火が見えた   「花火なんかで喜んでいる場合ですか？ ジャーナリストでしょ」とオトーサン  １人、行き倒れる  みんなが引き上げた後も、行き倒れたまま 行き倒れ庭師さまと、送迎ビートルに乗れなかった Ｓ木さまがご宿泊。Ｓ木さまは、開業以来、すでに３泊目。  Ｓ木さまは、お客というより、すでに朝食配膳従業員  Ｓ原庭師さまの上京の目的は、 田喜野井荘主人の亡妻のお墓参り。 成田の墓地に出かけると、 蓮の花盛りでありました |
●客室 ●食事 ●送迎 ●宿帳 ●提携 あなぶき・ふみお / ７期天国 / 七福会 mail to seventh heaven office |