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啄木の宿  |
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宿帳 2008年９月13-14日 Ｓ田様・Ｔ村秘書様・Ｎ波様・Ｍ川様 Ｎ山イラストレーター様・Ｄ口様 エレーナ芝生様 Ｓ谷カメラマンご夫婦様 田喜野井荘主人夫婦 初秋３連休の前半、中国旅行常連と そのご友人のみなさまが、当家女将を含め計12人、 にぎやかにお集まりになりました。 東京、横浜、さいたま、千葉から、 それぞれ女将車（BMW325i）、 Ｓ谷車（メルセデスGL、とか）、 Ｍ川車（フェラーリf430、とか）、 田喜野井荘車（VWニュービートル）に分乗、 山中湖を目指されましたが、 いずれの道路も大渋滞、 とくに中央高速経由のさいたま車は、 小仏トンネルを頭に「35キロ５時間」というのに遭遇、 難渋の末のご到着でした。  次々と到着する高級外車。 手前は、BMW325iキャバリオーレ。 向こうは、中級外車  手前は、フェラーリf430こと、 BMW318i限定車。 メルセデスは？ さー、見まへんなあ。 TOYOTAカルディア4WDなら、 そのへんに隠れてましたけど  到着後、ただちに飲酒態勢に入られるＤ口さん。 運転好きだそうですが、今回は同乗者に回られたので、 心置きなく、この後も飲み詰め  酒の肴代わりに、ベランダの掃除、 というのは、よい酒癖  陰ひなたないＤ口さんの「働き上戸」には、 この後も助けられました  Ｄ口さんが磨き上げたベランダで、夕食開始の乾杯  夕食はバーベキュー。Ｄ口さんが好評なので、 対抗上、働き者ぶりをアピールするＳ谷カメラマン様。 「うちのは、人が見ている前でしか、働かないのよ」 とＳ谷夫人様。腰つきのへっぴりぶりが、 そんな性根を表しておられます  右から３人目は、ご近所の別荘にお住まいの エレーナ芝生（しぼう）様。ご主人は、 国際ジャーナリストととして有名な方で、 エレーナ様がブラジルからフランスに留学中、 やはりイギリスに留学中だった芝生様に 見初められ、ご結婚。 当百合家女将・Ｓ木さんの亡夫もまた 国際ジャーナリストで、芝生様とは 公私にわたりおつきあいが深く、 Ｓ木家が当地に不動産を求められたのも、 芝生様のお薦めによるものでした。 Ｓ谷カメラマン様は、フィリピン・アキノ氏領暗殺事件で ご一緒に取材した仲、またＤ口様は若いころから、 芝生様記事の愛読者。 また今回初参加のＮ波様ご友人・Ｍ川様は、 芝生様のいとこ様とはゴルフ仲間 ということが、偶然判明。 世の中、奇しきご縁でつながっているものだと。 その芝生様は、残念ながら３年半前、 お仕事中に急死されました。 エレーナ様はその後、ブラジルに帰国され 、広大な農園の経営に携わっておられます。 今回のご来日は、２年無人で放っておいた ご近所の別荘の修理のため。 「ドアを開けると、蜘蛛の巣だらけで、 コウモリが飛び出してきた。 でも、ブラジルなら、きっと蛇が ぞろぞろ這い出してきたわね」 と笑っておられました。  左から、当家女将、Ｔ村秘書、Ｎ山イラストレーター。 みなさん、それぞれストレスを抱えておられ、 お酒でそれを晴らそうと、飲むこと、飲むこと  左から、Ｓ谷夫人様、Ｓ田様、田喜野井荘主人、 Ｎ波女神主様、そのご友人のＭ川様、 田喜野井荘女将、当家女将。 田喜野井荘主人は、病気を盾に全く働かず  陰ひなたなく働くＤ口様  食後、全員で記念撮影 今回の清遊には３つのイベントが予定されていました。 （１）富士山五合目までのドライブ （２）テニス （３）河内音頭講習 しかし、富士山は、曇っていて断念。 テニスは、４人目のプレーヤー・Ｎ波様が、 道路渋滞で到着が遅れた上、 田喜野井荘主人の参戦に、 「病気なのに非常識」と全員が反対、 しかも、Ｄ口様が、 「ほんとはぼくもやりたくなかった」 といいだして、計画崩壊。 浜寺ウィンブルドンのみな様から頂戴した ペアのウェアを着て、証拠写真を撮り、 それでおしまいということになりました。  浜寺のみなさま、こんな感じです で、実現したのは、河内音頭講習会のみ。 これも当初、みな様厭がり、 なかなか踊ろうとされませんでしたが、 しつこく音を流すうち、まあしゃーないか という風に輪が広がってゆきました。  ♪ア イヤコラセー ドッコイセ  ♪水で死ぬのも 火で死〜ぬのも〜  ♪刃にかかって 果てるのも〜  ♪持って 生まれた 寿命なら〜  ♪太く 短く 生きてやろっ  ♪ままよ 捨て身の 賽の目まかせ  ♪ヨーオ ホ〜イホイ  ♪ア イヤコラセー ドッコイセ  陰ひなたなく働くラジカセ。 コジマで3980円でした  河内音頭講習のあと、Ｓ谷夫人様のパッチワーク講習 一夜明け、朝食は田喜野井荘女将の担当で、 当荘でお出ししている日常のメニューをご提供したところ、 「なに、こんな手の込んだの、 毎朝食べてるわけ？」 「うん」 「斎藤さん（当荘女将の旧姓）、 ここまで甘やかしていいの？」 「……」 「何時に起きてるの？」 「５時。炊飯器のスイッチ入れて、 ゴミ出しして、新聞取ってきて、味噌汁作って、 お魚焼いて、漬け物用意して、果物切って、 それで６時半。この間、洗濯機回しておいて、 洗濯物干して、植木にお水やって、 出勤の準備して、８時半家を出て……」 「旦那はなにしてるの？」 「新聞読んで、テレビ見て、鼻歌歌って……」 「なにもしてへんやないの」 「うん。家を出るときは、もう昼寝に入ってる」 一同唖然。  「Ｄ口さんは？ おらんやないの」 「陰ひなたなく、庭の草刈りでもしてんのちゃいまっか」  田喜野井荘風朝食 食後、一同はエレーナ別荘のお向かい様が 私設の山野草園を開いておられるというので、 そろって見学にお出かけ。 田喜野井荘主人は、いつも通り昼寝。 Ｄ口さんは、朝食時に飲み始めたビールを飲み続け、 冷蔵庫の在庫を一掃したうえ、 酒の肴がわりに、一同がほっぽり出していった 昨夜のバーベキューの残骸を掃除、 炉にテーブル、椅子など一切の機材を 地下倉庫に戻し、掃除機をあてているところに、 貸し布団屋が来たので、それを返し、 陰ひなたなく働きづめ。  私設山野草園に迫る秋の気配   蔓草のアーチをくぐって山野草園へ  山野草園女主人みずから案内してくださいました  ヤマシャクナゲの実。 霧坊が九州山中で見たのと同じか  ナントカバアサンという名の花  アサギマダラ。フィリピンからの迷蝶  ナントカソウ  パッチワーク展のための写真撮影  摘んだばかりのハーブで点てたお茶を ベランダでいただきました  お疲れさま。またのお越しを
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●客室 ●食事 ●送迎 ●宿帳 ●提携 あなぶき・ふみお / ７期天国 / 七福会 mail to seventh heaven office |