anabuki sketch

7ten Members Hotels Guest Note 090429

こがんの宿
田喜野井荘

宿帳

2009年4月29-30日
Ｓ木百合子様

田喜野井荘バルコニー日本庭園化後の
来客第１号は、Ｓ木百合子様でした。
成城のＳ木邸にも、広いベランダがあり、
昨年来、改造に入っているそうです。
しかし、目指すところは、当荘とは異なり、
エコ・ベランダ化。

軒下からネットを垂らし、
それに蔓性の植物を這わせて、
緑のカーテンに仕立てるというアレ。
世田谷区が奨励しているそうです。
昨季は、アサガオとゴーヤの混成カーテンにしたところ、
窓いっぱいの緑となり、室温も４～５度は下がって、
とても涼しかったといいます。

ただ、ゴーヤは、実がなって、すぐそれが熟れ、
黄色くなってしまうのが見苦しく、
また、アサガオは１年生で、毎年播種するか、
新しい苗を植えなけれなならないのが、
めんどうくさいなあ、と思っていたそうです。

●

そこで目をつけたのが、昨夏、田喜野井荘に投宿した際に
見かけた、南アフリカ原産の宿根性のアサガオ。
これだと、放っておいても毎年生えてくるわけです。
しかし、成城近辺で苗を探しても見つからなかったとか。

田喜野井荘近辺には、苗を扱う店が数軒あり、
うち１軒に宿根性アサガオが出ていた。
当荘のアサガオも、昨年この店で手に入れた。
特別な仕入れルートがあるのかもしれない。

Ｓ木百合子様の依頼で、
「クリスタルブルー（琉球アサガオ）」というのと、
「オーシャンブルー」というのを、
買い置いておき、この日は、それを取りに見えたのだった。