...★★★★原谷苑から御室へ★★★★...
かぐや姫の桜報告

４月23日、近所の友達と京都の北区に知る人ぞ知る、京の桜の隠れ里、紅しだれの原谷苑と言う所へかぐや姫参上。ここは一つの丘を利用した個人所有の約４０００坪のさくらの園で、４月だけ一般公開している所。


入場料は、平日１０００円、土、日１５００円と少し高め。それは気にいらないが、でも見事、空が見えないくらいの樹齢５０年、１００数十本のしだれ桜が４月の下旬には満開となり、そして他の種類の桜、雪柳なども楽しめる。それにぼけの花がこんなに綺麗なのかと感心。私もぼけで良かったッと。

しだれ桜の木の真中に立つと、丁度桜の蚊帳に入っているようでなんとも気持ちの良い感触。でも日曜日だったので観光客のざわざわしているのだけが目ざわり。

「もしこれが夜で、人が少なかったら徳兵衛さんとお初の新しいデートスポットには、もってこいじゃん」と思いながら、この木の真中でかぐや姫の着物をきて月を眺めていたら、どんなにロマンチックだろうなー、いいなーと。

「しだれ桜はこんなに綺麗なのに、どうして人間はしだれたら醜くくなるのか。ああ、しだれたくない。神は不公平だ」と思いながら、原谷苑を後にし、歩いて３０分仁和寺まで行きました。

ここは御室桜が一杯。御室桜は普通の桜よりずっと木が低く、密集して植えてありました。でももう葉桜になっていて見頃は過ぎ、桜の周りには沢山の宴会場が作ってあり、お酒臭く、それこそ皆花よりダンゴ状態。ただ、ここにはグリーンの桜の花がありびっくり。桜はピンクだけじゃないと言う事を学習。


今週中ならまだ原谷苑の枝垂れ桜、間に合います。時間のある人は、是非足をお運びあそばせ。出来たら平日に。

京都市北区大北山原谷乾町３６　原谷苑
ＴＥＬ　０７５−４６１−２９２４
京都駅から地下鉄で北大路下車
そこからタクシーで１０分ほど