...★★★★関空で起きた事★★★★...

10月５日、関空で麻薬探知犬のデモンストレーションがあると聞き、南小学校の順子姐御（名探偵コナンの一番弟子で迷探偵コンナン）と見学に。

それがなんと言う偶然か、三田のお嬢様が関空経由でカナダ旅行へ行くと言う日と時間がぴったり。それじゃ「お茶でもしましょう」と密会。

到着口で私達が待っていると、お嬢様大きな荷物に引きずられてヨタヨタと這い出てくる。
順子、姫　「これから麻薬探知犬を見に行こう」
お嬢　　「えっ！」

何かいつもの様子と違いおかしい。お嬢様が狼狽している。しぶしぶ私達についてくるが、一番後ろに座ろうとする。そこで私達「ハッ」と気づく。そうか、お嬢様のカバンの中には麻薬がザクザクと入っているのだ。実はお嬢様は密輸団のボスだった。でもそこは、友情で結ばれた私達、全く知らん顔。

パッシブドッグ　 アトム号

アグレッシブドッグ 　ケン号

ところで麻薬探知犬には、アグレッシブ犬とパッシブ犬という２種類があり、前者は攻撃的で荷物の検査をし、麻薬の臭いがするとその物に噛みつく。後者は受動的で人間の臭いを嗅ぎ、麻薬の臭いがするとその人の横に座り込んでしまう。決して噛まない。

さて、賢こそうな２頭の犬の登場。まずは、アグレッシブ犬のデモンストレーション、いくつかの空箱が並べてある。何も入っていない時は、犬はただ臭いを嗅いで通りぬけるだけ。

次にその中に一つだけ、麻薬の臭いのついたタオルを入れると犬は、すぐにその箱を見つけ、噛んで中からタオルを引っ張り出し、タオル遊びに夢中になる。

続いてパッシブ犬のデモンストレーション、お客さんの中から何人か舞台にあがってもらう。まず、犬が臭いを嗅ぎにくる。次に１人に麻薬の臭いのタオルを体に隠してもらう。すると犬は、すぐにその人の横におとなしく座り込んでしまう。

たった４ヶ月の訓練でこんなにも賢くなるものなのか。それに食事管理がちゃんとされていて、みんなスマートである。決して太い犬はいない。

パッシブドッグ　 トク号

パッシブキャット 　ドラ号

食事管理と言えば、中川ドラエモン邸の花子ちゃんもスマートである。ただ違うのは、こちらは麻薬探知犬で、あちらはご主人の女遊び探知犬である。

ワンちゃんが終ると、私達はお茶タイム。その時優しい徳兵衛さんやドラエモンからお嬢様に行ってらっしゃいコール。それから暫くしてお嬢様のチエックイン。麻薬も見つからず、いつもの機嫌の良いお嬢様に戻り機上の人となる。バイバーイ！

それにしても徳兵衛さんもドラエモンもなかなかのお心遣い。７天の他のメンバーに劣るとも優らないお人柄。４ヶ月の訓練なんか無くても大したものだ。