Anabuki's Museum of Cheap & Kitsch



木工

木はかさばる。旅行にいって、木製品をお土産に持って帰るやつの気がしれない。
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Nepalese Cat
male
28cm
ネパール製(たぶん)
雄猫

松坂屋諸国民芸市にて購入。1匹5500円のところ、雌猫も一緒に買うからと、あわせて9000円に。

柳美里氏が、かつて飼っていた黒猫の代わりに、黒い猫の置物を集めている、という新聞記事を読み、衝動的に進呈を考えたことがある。すんでのところで、思いとどまる。



Nepalese Cat
female
28cm
ネパール製(たぶん)
雌猫

上記雄猫の連れ合い。前面の唐草と花の模様が、きわめて精緻。

ネパールやバリに猫をかたどった置物は多いが、犬はあまり見ない。食べてしまうのだろうか。



Elephant Shaped
Nepalese Bookend
20cm×2
ネパール製(たぶん)
象型ブックエンド

新橋駅の諸国民芸市で購入。4000円くらい。

ネパールからインドネシアにかけての地方の木工は、加工しやすい軟材が多いが、これは珍しく堅い木を使っている。ただし、重量が足らず、ブックエンドの用はあまりなさない。



Indian Elephant
40cm×20cm
インド製 


同じく、新橋駅の諸国民芸市で購入。右の牙が折れており、特価5000円。上記の象を買った翌日、がまんできずに買う。

この象も目が陰険である。牙は自分で補修。



Tibetan Wood Bell
25cm
チベット製(たぶん)
木鈴

ころころと乾いた音がする。材質は不明。堅く、艶がある。棒でたたくのか、ひもで揺するのかも不明。

渋谷・無国籍横丁のアムリタで3400円。迷わず買う。





Iron Shaped
Italian Case
20cm
イタリア製
アイロン型小物入れ

1978年、イタリア・アッシジで買う。5000円くらいだったか。店番のおじいさんが、しきりに「アンニ、アンニ」という。値段のことかと、電卓でいろいろ数字を打ち出してみたが、通じず。

アンニが年のことと後に知る。「年代物」といいたかったらしい。しかし、購入からすでに20年。それだけでも、十分に年代物だ。

同じ造りで、彩色が白と金のも買ってかえったような記憶があるが、誰にやったのか、そもそも本当に買ったのか、判然としない。20年は長い。



Italian Pinocchio
40cm
イタリア製
ピノキオ

ローマのクワトロ・フォンターネ通り(だったと思う)のおもちゃ屋で買う。1000円くらい。

赤と緑で彩色した同種の人形は、やたらに出回っているが、白木のままのは珍しい(と思う)。柱時計の上に座らせてあるが、その場所によく似合う。



Policewoman
of London
30cm
イギリス製
婦人警官人形

婦人警官というより、交通違反の罰金徴収係のようだ。ひもを引くと、コートが左右に開き、セクシーな下着姿が現れる。

玄関の柱にかけておいたところ、近所の小さな男の子が、遊びに来ては、ひもを引くので、家人に撤去される。

ロンドン・コベントガーデンで、1000円ちょっとした。





Angel
of Bali Island
40cm
インドネシア製
天女

バリ島の天女。表情、肢体ともなまめかしい。赤坂で人と待ち合わせ、約束の時間まで10分ほど余裕があって覗いた一ツ木通りの店で買ってしまう。

10000円した。予算超過、のうえに、天衣に裾が割れていた。修繕。





Angel
of Nepal
20cm
ネパール製
天女

ボランティア活動でネパールに行き来している友人から、結婚式出席のお礼として贈られる。

カトマンズで怪しげな古物商に手招きされ、ついていったら、売りつけられたそうだ。どこかのお寺から引き剥がしてきたものだろうという。価格は聞きそびれた。





Russian Dolls
18cm〜4cm
ロシア製
クレムリン・マトリョーシカ

ソ連崩壊のとき、大量に出回ったもの。どうしても欲しく、ロシアに行った友人に頼んで買ってきてもらった。お代は払わなかったような気がする。

大きい方から、ゴルバチョフ、ブレジネフ、フルシチョフ、スターリン、レーニン。このあと、エリツィンものも出たが、そこまではつきあえず。



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あなぶき・ふみお / 7期天国 / 七福会

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