「歩きながら考える」のが
英国人の流儀だそうだ
実際的な国民の
特性なのだそうだ

この私は　一服しながら
考えることが多くて
一服を楽しむだけに
終わることも　ままなのだ

そんなことでは駄目だ
という内心の声に
なにが　どう駄目なのだ
と考えはじめるのだ

駄目のわが身を
気にしながら　やっと
腰をあげ　行動に移るのだ

母の言葉を思い出す
「まあ　一服してからにしなさいよ」
が口癖であった　ことを

見抜いていたのであろう
一服しながらでなければ
考えない　私のことを