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Noriko's Midnight Journal

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Kansai Spirit　December 12,1998
Yoga　November 11,1998
Everything Lost　October 28,1998
Uncle George　October 10,1998
Uncle Killer Ⅳ　September 30,1998
Uncle Killer Ⅲ　September 15,1998
Uncle Killer Ⅱ　August 24,1998
Uncle Killer Ⅰ　August 15,1998
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Kwaidan　July 7,1998
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KANSAI SPIRIT
December 12,1998

タイトルはWEB管理者が独断でつけています

まいど

PHSを利用しているが、大阪に帰省中、電池が切れてしまった。充電器を持って行かなかったので、充電を頼めるかどうか、関西アステルに電話。大阪のサ－ビスセンタ－の場所を聞き、充電に５時間はかかること、営業は18:00までと知る。

義妹と梅田で待ち合わせをしていたので、１時間ほど早く出掛け、教えられた通り、東梅田の１駅先で降りた。地上に出ると看板があったので、すぐ見つかる。

若い女の子が、丁寧に応対してくれた。
「これから映画を見ますので、今日は間に合いませんし、明日は大阪に出る用事がありませんので、明後日まで預かって頂けませんか？」
「何の映画をご覧になるのですか？」
「？？？アウト・オブ・サイトって言うんですけど……」
「どこの映画館ですか？」
「？？三番街シネマです」「少し御待ち下さい。調べてまいります」
「？」

おおきに

「２時間ほどの映画ですので、６時半頃終わるそうです。営業は６時までですが、社員は７時半頃までおりますので、それまでにいらして下されば、お渡しできます。明後日までお預かりしては、ご不便でしょうから」
「まぁ、ありがとうございます。そうさせて頂きます」

「電車でいらしたのですか？」
「ええ。改札口から地下道が長いんですね」
「ここは、梅田まで歩いて行けるんですよ」
そういうと、彼女は地図を持って来て、ここが観覧車、ここがナビオ、と詳しく説明をしてくれた。

充電が切れた事情から、よそ者と思ったのだろう。例え、大阪に住んでいても、信じられないほどの方向音痴なので、その説明は助かった。その上、寒空に、わざわざ外に出て、
「ここを右に真っ直ぐ行って下さい。あれが観覧車です」
と、教えてくれたのである。

感謝感激！なんて良い人なんでしょう！　映画の帰りに寄ると、
「お待ちしていました」
と、すぐ持って出てくれた。充電料は無料だった。

えろすんまへん

芦屋に滞在中、電車の発車時刻を知りたくて、JR芦屋駅に電話をした。
「＊＊＊に転送します。転送料はこちらで負担致します」
というテ－プが流れる。
「＊＊＊テレコムセンタ－ですが」
初老の男性の声だった。

「芦屋駅ではありませんか？　芦屋駅に掛けたら、そちらに転送されたのですが」
「＊＊＊テレコムセンタ－ですが、どういうご用件でしょうか？」
「朝6:00から6:20の間の大阪行きの、新快速か快速の時刻を知りたいのですが」

「そんなに早くの快速は無いでしょうねぇ。ちょっとお待ち下さい。あ、ありました。6:17の快速があります。大阪には6:32着ですが、それでいかがでしょうか？」
「ちょうどいいです。ありがとうございました」

そして、次のような言葉がつけ加えられたのだ。
「早朝には新快速が無くて申し訳ありません」
「いえ、とんでもない！」
「お気をつけて、お出かけ下さい」

あまりの親切さに、感謝しながらも笑ってしまった。関西人、万歳！

みた・のりこ / ７期天国 / 七福会

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