宵っ張りの私が深夜に書いているこの「深夜日記」の駄文を、「読んでますよ」と言って下さる方が時々あります。私の俳号（これがまた、駄句のお墨付き！）通り、鉢妃（はっぴ＝happy）なことだと思っています。

この不況の世の中、happy、happyと大声で言うのは、やや憚られますが、私は自分のことをhappyと思っています。夫が最近、自分の会社を設立しましたので、 定年がない代わりに、明日にもつぶれるかもしれませんから、いつまでhappyと言っていられるか？

能天気な私は、そんなことも気にせず、自由に、気楽に、楽しく、人生を送っているのです。

確かに自分でも、ストレスがないように思います。ところが、心とは裏腹に、身体の方は、結構ナイ−ブな面があるとみえて（？）、５年前、夫から、それまで勤めていた大会社を辞め、小さな会社に勤めたいと、相談を持ちかけられた時には、「ブランドにはこだわりませんから、好きなように」と、殊勝なことを言ったものの、その１週間後には、出血を伴う症状が出て、入院。

カテ−テルの検査の結果、特に異常なし。

医者である父は、癌よりもっと恐い病気があって、それかも知れないと、大変な心配のしよう。病院でお薬を頂き、大丈夫と言われても、念の為にとCTスキャンまで受けさせられました。

以前、お友達の旦那さまが癌になられたことを話した時には、そんな程度なら５年は大丈夫だなんて、気楽に話していた父ですが、娘となると異常な程だったそうで、いまも笑いの種になっています。（今まで父が接して来た患者さん達、ゴメンナサイ）。

そういうことがあって、結局、「過労とストレスによるもの（！）」と宣言されたのです。

こういう便利な、と言うか、ずるい体質なものですから、たまに（！）家事など一生懸命していると、「無理しない方がいいよ」と言ってもらえるのです。 連日出歩いている話を、姑に電話ですると、「身体を壊さない様にね」という返事が返って来て、恐縮する始末。

ほかに、もっともっと羨ましがられることがあるのですが、あんまり書くと顰蹙を買うので、このあたりにしておきましょう。

増長して過ごしているうちに、それがすっかり板について、何にもできない駄目女の典型になってしまいました。それでも、家族にも友達にも見放されず（実は諦め？）、happy、happyと、ほざいている私です。

皆さまもhappyにお過ごしになられますように。
改めて、A Happy New Year！