藤沢俊彦、吉原務くんの東京赴任生活を慰め、励ます会が、10月10日午後６時半から、渋谷の食べ放題懐石「十二庵」で開かれました。参加者は、両君のほか、順不同で。三田、松浦、岸本、菊池、黒川、松尾、森田、穴吹の面々。

10月10日は、100年のうち３日しか雨が降らないという晴天の特異日。それがこの日は、その３日目なのか、朝から吹き降りの嵐。おっかしーなー、みんな雨降らすような悪いことしてへんのになー、と思っているところに、たまたま学会で上京してきた滝歯医者が飛び入り。「そうか、こいつのせいか、この嵐は」と一同納得。



藤沢は、この夜集まったメンバーのほとんどと、「高校卒業以来の再会」。大学、就職も九州で、２年半前、転勤で東京に来るまで、ずっと九州。なに？２年半前。そうなんです、２年半前から東京に住んでいたんです。ただ、事情があって、同窓生の目から逃げ回っていた……。

で、お仕事は？　某イヒ社で、入社以来、いや大学院以来、火薬一筋。ミサイルの尻尾に詰める火薬を一手に取り扱っているそうです。

１個200億円の人工衛星を商っている黒川、放送衛星から電波をふりまきまくっている松尾と合わせ、日本の航空宇宙産業は、今後、７天で仕切らせてもらいます（右の写真）。

で、吉原は、４月から電子情報機器の業界団体に出向、駒込の六義園近くの閑静なお屋敷街に住んでおられます。週末は、文京区の史跡をめぐり歩き、句作にいそしむ日常。７天句会に投稿された近作を紹介いたしますと。

名月を水道橋から覗き込み



勤め先はお茶の水、ニコライ堂のそば。藤沢が奥さんと一緒に東京に移り、家を買って永住の構えすらみせているのとは対照的に、あくまで単身赴任。昼食は、勤務先近くの日本大学や明治大学の学食ですませることも多いとか。



生活者、といいましょうか。男たちが、ミサイルの性能や爆薬の破壊力など、与党国防族議員ようにマッチョな質問ばかりを、藤沢に浴びせている傍らで、もっぱら、家庭裁判所の調査員のように家族関係の取り調べをしていたのが、吉原。「わたしらが聞きたいこと、みんな聞いてくれてはる」と松浦奥方が感謝すること。

●食べ放題懐石とは？
渋谷公園通りをちょっと入った傾斜地に建つ12カ月ビルの地下１階。「十二庵」は三田お嬢さまのご贔屓のお店です。グルメ・ルポを「深夜日記47」に書いておられます。食べ放題寿司屋の系列のようで、同じビルにその食べ放題寿司、食べ放題しゃぶしゃぶなどが入居。





要するに、懐石も食べ放題です。10品くらいのコースが一巡すると、２コース目に入り、「もうけっこう」と断らない限り、次々にお皿がやってきます。

「注文して食べ残したら、別途料金」とか「２時間以内に食べきる」とか、メニューにルールが書いてありましたが、ご常連の三田お嬢さまによると、「へいきへいき、食べ残そうが、時間をオーバーしようが、なんとも言われないわよ」。「カオ」なのか、ただ厚かましいのか……。それにしても、こんなお店の常連というのは？　お見受けする限り、おからだは華奢。いったいどんな胃をなさっているのでしょうか？

この日は、いちばん軽い5300円のコースでしたが、みんな満腹。お皿一覧を再録すべく、メニューを持って帰った……はず、なんですが、な、ない……。最近、こういうことが多いんですよね。

食べ放題「花懐石」5300円 神無月の御献立 と、思っていたら、机の隅からひょっこり出てきましたので、今後のご参考に、紹介いたしておきます。 ●一巡目 先付　なめこ入り薯蕷寄せ（とんぶり・雲丹・かざり百合根・セルフィーユ） 前菜　秋刀魚有馬煮　安肝煮凍り　牡蠣紅葉松風　しめじ口子掛け　銀杏雲丹揚げ　葉付大根カラスミ 椀盛　土瓶蒸し（松茸・笹身・秋鱧・菊菜・紅葉麩・酢橘） 造里　柿の葉盛り（鮪・烏賊・帆立貝・吹き寄せ野菜） 焼物　鱸木の実焼き（栗・銀杏・胡桃・松葉蕎麦・稲穂） 煮物　紙鍋仕立て（芋煮・舞茸・蒟蒻・葱・牛肉） 凌ぎ　黒米飯蒸し（いくら・菊蓮根） 揚物　海老蓑揚げ（鱚フォアグラ巻き・零余子・青唐） 酢物　蕪サラダ（レタス・つぶ貝・蟹・胡瓜・柿ソース） ●二巡目 椀盛　カリフラワー擂り流し（自家製厚揚げ・紅葉人参・袋茸） 造里　杉板盛り（鯛菊花作り・くこの実・網茸） 焼物　太刀魚色紙焼き（雲丹焼き・黄身焼き・若布焼き・豆慈姑田楽） 煮物　大根菊釜盛り（鯛の子・衣笠茸・鱶鰭・帆立あん掛け） 揚物　鮗秋和え（茗荷・独活・芹・加減酢） 食事　１松茸御飯・赤出汁　２鰊蕎麦（お好きな１品） 水菓子　１梨・柘榴ゼリー　２黒胡麻豆腐・薩摩芋ソース　３抹茶アイス（お好きな１品）

さて、滝歯科医ですが、「学会」との触れ込みながら、真相は「飲み会」と見ました。実際、携帯で連絡を取り合っている際、「いま、八重洲富士屋ホテルのバーにいてんねん。それで、グレンリベットの18年もんを、注文したばっかりやねん。12年もんは、よう飲んどるねん。うまいんやこれが。18年もんは、どんだけうまいんやろ思うて、注文したばっかりやねん。それ飲んでから行くわ」。勝手におし。

しかし、「18年もんは、あんましうもなかったわ」と意外に早く現れ、テーブルの上の酒、焼酎、ビールを次々と飲み干す。結局、酒ならなんでもええのんちゃうん？

●２次会は東武ホテルのバー
飲み足らない滝歯医者を先導に立て、嵐の公園通りに出て、東武ホテルの地下バーに駆け込む。グレンリベットの12年もの、ジャックダニエル、フォアローゼス、ラフロイクなど、それぞれ勝手に注文。

７天ツアー山岳隊長の吉原が東京にきたので、２カ月に１回程度、関東以北の山と温泉を訪ねる計画が急浮上。

藤沢も九州の山と温泉はずいぶん荒らした様子で、今度は東北と。元ワンゲルの岸本が、みんなの意見を聞きながら候補地を書き出す。八ケ岳、蓼科、蔵王、富士山、那須、西会津……、「え、１年でそんなに？」「いや10年がかり」「さよか」。森田は最後まで、「白骨温泉の混浴」に固執。また、滝は、「東北は飛行機でこなならんなー」。誰も呼んでへんって。

てな具合に、楽しい楽しい計画を描きつつ、夜は更けて11時半。帰りの電車もなくなりそうになり、「年内、１カ所制覇」を約して、一同、嵐の公園通りへ出ていったのでありました。

釜江（塚口）悦子さんから 在米の釜江さんから、今回の集まりの幹事、三田さんに以下のようなメールが寄せられました。ご本人の快諾を得て、掲載します。今後の寄稿、楽しみにお待ちしています。 ご無沙汰しております。 いつも会のお世話ありがとうございます。お誘いいただきながらなかなか寄せていただけなくごめんなさい。今アメリカ生活中で、今回もごめんね　ということになってしまいます。 例のテロ事件でアメリカ中、落ち着かない状態が続いています。西海岸の私達は普通の生活を送っていますが、今度は化学兵器だの生物兵器だので、ハイテクの象徴であるシリコンバレーを攻撃するのではないかなどという物騒な情報もあり、その折には私達の運命もどうなることやら。。。とにかくえらい時にアメリカに来てしまったものですわ。 4月以来、東京とスタンフォードを既に2往復しました。１０月半ば過ぎにもまた帰国の予定です。単語もなかなか覚えられず情けない思いをしていますが、とにかく弱音をはかず元気で生きておりますのでご安心を。 今週から大学が、大学院留学生や海外からの研究者の配偶者を対象にして開いてくれる英語の種々なクラスに参加し始めました。もう少しアカデミックな英語をしゃべれるようにと、かたまり始めた頭に鞭打って。。。というところです。楽しいけれど疲れました。 ノートパソコンの小さな画面から、懐かしい方々のメールを通していろいろな思いが広がります。特に海外にいると、メールなしには生きていけない（大げさ？）感がありますね。 7期のHPにも、まめに投稿すればよいのですが、筆不精で（メールでも筆不精というのかしら）ごめんなさい。今回の返事はどうぞご自由に使ってくださいませ。いつもご無沙汰ばかりの罪滅ぼしに、これからは投稿も心がけさせていただきます。 藤沢君、吉原君によろしくお伝えください。 またご出席の皆様にも、どうぞお元気でお過ごしくださいますようお伝えくださいね。 またいつかお目にかかれるのを楽しみにしております。ご連絡ありがとうございました。

藤沢俊彦くんから １０日は本当に楽しいひと時を過ごさせていただきました。 約３５年のブランクを感じさせない皆さんの暖かい気持ちに感謝しつつ、自分自身が３５年前に戻ったような気分で帰宅した次第です。 本当にどうもありがとうございました。 これからも、どうぞよろしく。 又、今後はホームページを見るように心がけます。

朝日新聞日曜版の５面、「トライアングル」というコラムに、穴吹記者が、10月14日から３週にわたり、記事を執筆します。このコラムは、「トライ」と「３角」を掛けており、記者がひとつのテーマに３回挑戦するというのが、本来の趣旨。

穴吹記者が選んだテーマは、カラオケで、14日の１回目は、みなさんご存じ、「天王寺公園の青空カラオケ」です。爆笑ものです。写真も穴吹記者が自分で撮っています。

日曜版は、販売店がすぐ処分してしまうので、朝日を定期購読していないみなさんは、忘れず、駅売店にレッツゴー。最近asahi.comばかりで、紙の新聞を取ってない黒川さん、今回も浦安駅へ、よろしくお願いしますよ。

小川和夫くんのメールアドレスは、以下の通り。

tworings@d9.dion.ne.jp

また、西栗正夫くんのキャラができました。ちょっと安易か？

気候の変化の著しい今日この頃、皆さまお元気でいらっしゃいましょうか？
ＨＰでも予告がありましたように、藤沢君と吉原君の東京転勤を記念し、激励会を開きたいと思います。
ご両名の予定を優先しました結果、以下のように決まりましたので、お知らせを致します。

出欠のお返事は、至急お願い致します。

日時：１０月１０日（水）１８：３０〜

場所：渋谷「十二庵」懐石料理

住所：〒１５０−００４１
東京都渋谷区神南１−１８−７
１２カ月ビル本館Ｂ１

最寄駅：ＪＲ渋谷駅ハチ公口　徒歩５分

ＴＥＬ：０３‐３４６１‐６３７１

http://gnavi.joy.ne.jp/gn/jp/g222007s.htm
（地図も出ていますので、ご参照下さい）

費用：７０００〜８０００円

内訳：懐石料理食べ放題￥５３００
１０％ｏｆｆのク−ポン使用
+サ−ビス料で元通り。
＋税で、約５６００円。
+飲み物で、７０００〜８０００円と予想。
当日、（総費用÷人数）で精算致します。

予約名：三田

浜寺ウインブルドン正規メンバーの名簿搭載が、長らく遅れていましたが、このたび、西栗正夫、小川和夫、林恵子の各氏を一挙にやっちゃいました。また、西栗くんのメールアドレスは、以下の通り。小川くんのアドレスも、近日中に判明するはずです。林さんは、「見識として、メールはせず」。まあ、しかたないか。

nishikuri@cam.hi-ho.ne.jp

　　

浜寺ウインブルドン「鳥羽大合宿」のレポートも、近日公開。

藤澤俊彦くんのプライベートのアドレスが、決まりました。以下の通りです。索引、名簿にも転記してあります。藤澤くん。吉原くんを主賓とする「東京転勤者激励会」を10月の前半にも開催したいと考えています。在京者多数の参加を期待しています。

hiko.fujisawa@jcom.home.ne.jp

格山が、またゾロなにかを始めよとしています。
血気盛んな若者がすなる”同人誌”を、気持だけは若い　幼い？人達五人で出すらしいです。

５期の仙人みたいな池田さんが編集して、わたしが資金　無理やり引き釣り込む同人会員募集をすると、話しの成り行きで決まった。わたしの運命をかってにもてあそばれても（どうせなら若いにょしょうがいいな）困るのですが。

７天の皆様には出版の暁、有無を言わせず送りますから、ご期待とご協力を平伏してお願いします。
せめて１号だけでも出してもらいたい。
出版にたどりつく経過は、順次報告します。

へびににらまれた助山かえる

山口格山先生から 和歌山で　新しく　同人組織を発足させました。 変幻自在社　という結社です。５人組です。その同人誌の編集長は私ということになり、出版について　佐々木君が無理矢理　つき合わされています。まあ　助さんの　運命です。 彼は　諦めの　良いところもあるし。 でも　私に　あまり　エネルギ−が　残っているわけではないのだけれど。私は　どこか　侍なのでしょう。三つ子の魂です。

７天で小出しに見せていた穴吹殷人の中国旅行記事が、ついに９月２日、朝日新聞日曜版に掲載される運びになった。

朝日新聞を定期購読していない人は、販売店に連絡するなどして、当該紙面を確保されるよう、助言しておきたい。日曜版は、すぐ処分されるので、あとから欲しい、読みたいといっても、手遅れになる場合が多いので。

記事は「旅する記者50人」という50回シリーズの35回目。このシリーズは、殷人が編集責任者を務めており、自分の記事は、「原稿が間に合わなくなって、穴があきそうになったときの、まさかのとき用の備蓄」のはず。それが出てくるというのは……？

テーマは「左遷」。宋時代の天才詩人・蘇軾の左遷人生を、ゆかりの地を訪ねて実感する。上海、江蘇省、河南省、湖北省と、中国大陸をぐるぐる回った雄大な叙事詩（!?）をお楽しみ下さい。

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