今までちょっとお話ししてきた行きがかり上、我が家のトラ息子「阪神応援」の最終報告をー。（そんなもんどうでもええがな、なんて皆さんおっしゃらず、まあ聞いて下さい）

いよいよ優勝決定かと騒がれた９月連休の名古屋戦。
「歴史的瞬間に立ち会いたい！」とばかりに、急遽インターネットでチケットを手に入れ、名古屋へ駆けつけました。
ところが、ご存じの通り連敗。主人は「あいつが今まで応援に行った試合は、半分は負けてんじゃないか」なんて一言。
次の甲子園でやっと優勝決定。会社から帰宅した息子は大感激で、友人に長々と携帯電話をかけるやら一晩中興奮状態でした。

そして１１月３日、御堂筋の優勝パレードを見に横浜から出かけていきました。（その前に実家の祖父母に顔見せに寄ってからですが）
パレードの前夜は難波のビジネスホテルに飛び込み、当日早朝から淀屋橋あたりで場所取りをしたそうです。おかげで前から２列目を陣取れました。

１０時半から始まりましたが、雨がだんだんひどくなってきました。雨具持参せず、あわてて傘だけは買ったものの人混みの中でさせず。結局ずぶぬれになりながら、やっとの思いで写真を撮るも、デジカメはぬれてその後作動せず。かろうじて少しピンぼけの写真が１枚撮れただけ。

パレードが通り過ぎた後は梅田まで歩き、上着を買ってぬれた服を着替えました。ずぶぬれでは新幹線にも乗れませんから。そして、普通指定席が取れなかったのでグリーン車で帰ってきました。

現在の彼の部屋の中はというと、床にはデイリースポーツ紙や特集記事の雑誌が散乱。棚の上には応援グッズのメガホン、バットが何本もずらり整列。デパートやインターネットで買った選手のユニフォームがこれまた何枚も積まれています。
なんだか最終報告というより、散財報告になりましたね。

今までの彼の行動を見てきてわかってきたのは、彼は阪神ファンであると同時に、どうも「阪神ファン」のファンでもあるようです。みんなで一丸となって応援する様が感動的で、自分もその中の一員として応援合戦に参加できるのがとても楽しかったようなんです。
道理で、わざわざ甲子園の試合に行きたがったのは、甲子園が「阪神応援」の最高の舞台になっているからなんでしょう。

ようやく彼のシーズンは終わりました。

最後に、息子に横浜スタジアムのチケットをとＦＡＸして下さった七天後輩の方、どうもありがとうございました。
また、後日ある方から、神戸三宮でのパレードの写真をいただきました。ご近所の方が撮影したのがよく撮れていたので、わざわざ大きく引き伸ばして下さったのです。息子が撮った写真はピンぼけだったので大喜びでした。
皆さん、ありがとうございました。