今年も我が家のゼラニウムが花盛り。大小合わせてプランタ−が４０あまり。毎年挿し芽で増えていく。マンションのぐるりを、隅から隅までゼラニウムで囲もうと思っているのだ。

同じマンションの住人の方に、「玄関を出るときと、門を入るときに、立ち止まって楽しませて頂いてるんですよ」と言われたり、ご近所の方にも、「ゼラニウムの綺麗なお家ね、と評判よ」と言われ、気を良くしている。何しろ、私が唯一自慢できるものなのだから。

例年花盛りを迎えるのが、5月の半ば過ぎ。今年は開花が遅く、５月末に、まだ２、３分咲きの感じだった。ところが６月に入った途端、一気に咲き揃い、今が花盛り。１人でも多くの方に見て頂きたく、デジカメで写真を撮り、メールで配ることを思いついた。



そのデジカメは、昨年暮れ、新聞の全面広告を見て、デザインに一目惚れし、買ったものだ。ところが、入手して1カ月ほどで同じメーカー（Ｃ社です）が画素数の多い新製品を発表。まだ１度も使っていないのに！と憤慨しながらも、「素人が使う分には、300万画素なんか要らない」となぐさめられ、しぶしぶ納得していた。

しかし、使う機会がないまま半年たった先日、なんと、またＣ社が私のと同じ211万画素で、大きさも重さも、う〜んと小さい、理想的な新製品を発売。

いい加減にしてよ！Ｃ社。そんな予定があるのなら、なぜあんなデカデカとした広告を出したりするの？！　悔し〜い。と思いつつ、今のを自宅用にし、携帯用に新製品を買おうかしらなどと考えたりする私って、Ｃ社の思うつぼ？

とは言え、今が花盛り。グダグダ言っている暇はない。とにかく撮らなきゃ……、上と下に載せた写真がメル友に届くまでには、まだまだ悲話（？）が続く。



先ず、マニュアルを読んで撮って見たら、数枚しか撮らないうちに、「容量がいっぱいになりました」との警告。標準装備のメモリ−カ−ドは、容量が８MBと、少ないらしい。夫が48MBのを買って持っていたが、撮った写真をパソコンにまだ移しておらず、これも容量いっぱいで使えない。

いざ写真をパソコンに取り込もうとすると、WIN98のCD-ROMが必要だそうで、それが見当たらない。「週末に、会社にあるのを持ってくるよ」と夫が言うのを、「ゼラニウムの花盛りは今なの！」と、ごねて、翌日持って帰ってもらう。

操作方法を教えて貰い、全部まとめて取り込もうとすると、なぜか満杯状態のＣドライブに勝手に入ってしまう。ややこしいことこの上ない。

しかも、以前から使っている画像処理のソフト「HYPER PAINT」で、縮小、トリミング、添付しようとしたら、縮小したはずの写真の、周りの何も写っていない所が無地のまま生き残っていて、全体で885KBとかの、ものすごい重さ！　これでは、他所さまに送るのはご迷惑と、断念。



さて、翌日の夜。まさに寝にいこうとしていた夫に、こんな風になってしまうと実践して見せたところ、JPGになっていない、と。保存の仕方を間違えたのか、そうしかできなかったのか、BMPになっている、と。

「じゃ、JPGにして！」
「今度、今度！」
「JPGにして欲しいな」
「ゆっくり見ないと判らないから」
残念がっていたら、
「ちょっとどいてみて」と。しめしめ。

１時間かかって、最後には、シェアウエアのソフト（お試し期間）を取り込んで、JPGに変える方法を教えてくれた。もう１度「HYPER PAINT」で、リサイズ。で、結果が上下の写真です。ああ、しんど！（夫の方がもっとしんどかったかな？）