先月、「モネゲーム」というアメリカの喜劇映画を観てきました。コリン・ファースという「英国王のスピーチ」でアカデミー主演男優賞を取った俳優が 一転して ドジな主人公役で ドタバタを演じています。相手役のキャメロン・ディアスはご存じの通り「メリーに首ったけ」「バニラ スカイ」「チャーリーズ エンジェル」「ナイト＆デイ」等に出演してきたアメリカの人気女優ですが、もう一人、トム・コートネイという英国人が贋作絵描きとして共演し、渋い味を出しています。

実は、このトム・コートネイは 先日観た「カルテット・人生のオペラハウス」というダスティン・ホフマンが初監督した英国映画で、元オペラ歌手の役を演じていた人で、かの「ドクトルジバゴ」や「将軍たちの夜」にも出ていた名優だとか・・。

また、この「カルテット」で元大スター歌手役のマギー・スミスという女優は２月に観た「マリーゴールドホテルで会いましょう」(英米合作) でも かなり存在感がありました。それもその筈、大英帝国勲章を受章した有名な女優だそうです。( ハリーポッターシリーズのマクゴナガル先生役でも お馴染みだとか・・)

また「マリーゴ―ルドホテル」には、あの「００７」の女ボスで有名なジュディ・デンチも出演していて、珍しく？可愛い女を演じていました。

たまたま・・ですが、最近見た映画の出演俳優に連鎖があるのを面白く感じたので、ご紹介した次第です。

ＰＳ：先日 演奏会で 伊福部昭の「交響譚詩」を聴いて来ました。＃８の「映画と音楽」の末尾で「交響譚詩」について、「八木節などのメロディが入った軽快な曲」と書きましたが、これは外山雄三の「管弦楽のためのラプソディ」の勘違いでしたので、先日 お願いして「民謡風の旋律も入った土俗的かつノスタルジックな曲」と、修正していただきました。 念の為、告知させていただきます。