汀里自賛

１０月４〜５日は毎日新聞旅行のツァ−で秀酔さん助山夫妻と伊賀へ、１９日は卒後３５年のホームカミングデーとやらに孝水さんと出かけ、三浦半島を回ってきました。
みんなに遊んでいただいて、感謝、感謝。

殷人先生、句境が開けるとは思いませんが美味しいお酒が飲めるならどこでも行きます。是非誘ってください。

殷人講評

汀里さま。
ぜひ、ともに中国へ参りましょう、手に手を取って。
昨夜、AICの執筆者３人＋後藤和尚と新宿で痛飲。１年のうち、230日も船医暮らしの永井ドクターが、「ぼくも中国、連れてって」と。みんな、日本にはいたくないんですなあ。いやにしんみりする秋……。

鉢妃自賛

友人が重く長い病の床に就いています。
同い年。辛いです。

日がな：「日がな１日」のつもり。
女：ひと。
夫：つま。お勤め帰りに毎晩いらしているそうです。

殷人講評

鉢妃さま。
お友だちに、優しくしてあげてくださいね。昨今、男同士の世界では、他人に厳しく当たる能力が変に高く評価され、会社なんかもいじめの世界と化しています（当社ではありません、念のため）。そんなときに、救いになるのは、女の優しい一言。いやにしんみりする秋……。

酔桃自賛

小塩山（おしおやま）。京都西山連峰の山、標高６５０ｍ弱。わが家からはごく間近に見えます。
３句目。台所の窓のすぐ前に大きな金木犀の木があって、とってもいい匂いがします。

酔桃講評

鉢妃の句「残り物献立悩む時雨かな」大いに共感。雨の日やダンナが留守の日など、買い物に行かないで家にある物を使い切ってやろう、残り物でいかに豪華な料理を作るか腕前を見ておれ！・・という感じで。（結局、野菜炒めになったりするんだけどネー）

殷人の中国紀行の句、なかなかの秀句ぞろいだと思いましたが・・。「雷魚食うや長江一気寄せ来たる」（勢いがあって雄大。エエ句やねー。）「洞庭の蝶々汀を越えかねて」（絵になってる。幻の蝶々みたい。）

日常から離れた「旅」の感動が「イキのいい句」を作らせるのか？　だとすると、家の内外をただガサゴソと動き回っているゴキブリ暮らしは如何なものか？　いやいや、台所には台所での感動や新鮮な発見があるはず・・・等々、いろいろ考えました。もの思う秋・・・。

殷人講評

酔桃さま。
いつもあたたかい励ましのお言葉、ありがとうございます。男を創造に駆り立てるのは、いくつになっても、女の優しい一言。ま、それで有頂天になって恥をかいたことばかりですが。でも、恥もかけなくなったら、人間、おしまいかも。いやにしんみりする秋……。