汀里自賛

格山先生ご心配おかけしました
あまり飲みに行かなくなって、酒の量が激減したのがよくなかったようです。
酔桃さんが言われるように私には放埓な生活が合っているのでしょうね。

１句目　尾代さんご無沙汰しています。
２句目　２０年ぶりに行った先斗町のお茶屋はスナックに変わっていました。
４句目　もうすぐ祇園祭りです。
大阪も暑いけど、京都も暑つおすなぁ〜。

殷人講評

30年近くお世話になった京大病院前の小料理屋が店じまいするというので、先日、お別れをしてきた。これで、京都では馴染みの店がなくなったなあ、と思いながら、大学時代の友人に連れられて先斗町の割烹へ。

「以前、お見えにならはりましたなあ」と女将にいわれ、「覚えていてくれたん？」「そら覚えてますがな。床（ゆか）も何度か使うてくれはりました」「そーやったかなあ」というわけで、次回からはここを馴染みにすることに。

ちなみに「京町」（またの名を「丸正」）という店です。女将と娘でやってます。おばあちゃんは、名妓で鳴らした人だそうで、完全な女系家族。汀里はんも、暇なら寄ってやってください。同志社の木下先生の友人の朝日の記者の……、とゆうたら、わかってくれはるかも。

鉢妃講評

汀里さま、その後、体調は如何ですか？

ご自分が火山だと言うことを知らぬまま、マグマ（句の才能）を密かに貯めていて、いきなり爆発（投句でみんなをあっと言わせた）したかと思うと、その後ずっと活火山状態。

こんな表現（”ふうわふうわ”など）、素敵だなー、とか、こんな言葉（”羅”など）があったのかと思わしめ、時に風流、時に切なく、いつも興味深く拝読しています。

これからも、ずっと活火山で、みんなの心に衝撃を与えてください。

編集長の文章と俳句、汀里ちゃんの俳句には（あっ、酔桃さんのもだ！私が知識がなさ過ぎ？！）、読めない漢字、知らない言葉がいっぱいあって、広辞苑で調べては納得しています。勉強になりますねー。

格山自賛

「政局」という言葉は　永田町では　特別な意味合いを持つらしい。ともかく　政治の事を念頭に　句作をすると　川柳めいたものになってしまう。俳句と政治とは　なじみにくいのだろうか。

汀里宗匠は　体調を崩された由、くれぐれも　お大事に。
私の方は　年齢相応で　まあまあです。お酒だけは　百薬の長ですから中断しませんが、他の薬は　異物と思っているので　一切口にしません。穴吹君が　評した如くに　私は　万事　断定的に考えるようです。これでは　よい俳句は無理かも。

殷人講評

空梅雨といっても、梅雨は梅雨。体内時計はじっとり湿っぽい。脳味噌にも、目の玉にも、カビがうっすら生えたようで、鬱陶しい。

なんか、心の底から楽しめることはないか。２年前のちょうど今ごろ、古座川の空木小屋で、カヌー遊びをしたことを、懐かしく思い出す。

汀里再々自賛

「ぼうずなの」の句、殷人先生だけはわかってくらはるやろとおもってたんですが・ ・・。

１０時を過ぎて、急に雨脚が強くなり、慌てて新地の馴染みのスナックに駆け込むと、五十も半ば過ぎのママが一人、カウンターの隅でトランプ占いをしている。
ドァの開いた音に振り返って・・・。

いやぁ〜。　雨降ってきたん？
生（うぶ）さん　どないしたはったん？
今日はボウズやし　もう店閉めるわ　二人で飲も飲も。

やっぱり酔桃さんやなぁ〜。

汀里自賛

１句目　４月頃から体調がすぐれず、５月の下旬には高熱が出て１週間入院する破目になりました。
４句目　体調の所為ばかりではないのでしょうが、近頃全ての事に関心が薄れてきたように思います。

殷人講評

「ぼうずなの」とは？　いろいろ考えてみたけど、不明。50女が釣りに出かけて、釣果ゼロで帰ってきた？　50女が花札をしていて、坊主の札を出した？　50女に愛人が出来て、相手が僧侶だった？　50女が散髪に行って、頭を剃ってきた？　うー、わからん。

酔桃講評

汀里宗匠、お身体不調とのこと大丈夫ですか？　長年のお勤めとお遊び？の疲れがドッと出たのかもしれませんね。お大事になさってくださいよ。

「ぼうずなの」五十女とはしり梅雨　の句。
雨のそぼ降る場末の居酒屋。夜更けて縄のれんをくぐって入る汀里宗匠。カウンターにポツンと座った五十過ぎの女将のせりふ。「あら、てーさん、お珍しい。今日は今までぼうずなのよ。（お客が来なかった）。うれしいわ。ま、おひとつどうぞ・・」
汀里の行動パターンからして、私にはこの想像しか湧きませんね。
ほんとのところは、どうなのですか？

元気だしてね。
赤い灯青い灯の巷に浮き沈みしている姿こそ真の汀里。
「ときめく心」こそ汀里の身上。

緻那誠講評

「ぼうずなの」五十女とはしり梅雨。
今日は雨も降っていない。
遅駆けに馴染みのスナックを久しぶりに覗いてみた。
五十才も半ばのママが一人、所在無げにカウンターの椅子に座っている。
ドアーの開いた音に振り返って．．．．．
「生沢さん、久し振り。最近とんとお見限りね。見てよ。雨も降ってないのに今日はボウズなの」

こんな所でどうでしょうか？？？？

汀里再自賛

殷人さまへ
「五十女」はバーのママさんです。
しばらく顔を見せなかったので電話がかかってきました。

殷人再講評

お客ゼロを「ぼうず」ってゆうの？　釣りの「ぼうず」に由来するんでしょうね。関西特有のいいかた？　東京じゃ、聞いたことないなあ。

で、雨は降ってたの（酔桃説）？　降ってなかったの（緻那誠説）？　はっきりしてんか。