連休のある１日、快晴の下、横浜青葉区の区民ハイクに参加しました。「貴女は都民でしょ？！」って？　そ、でも、住所に関係なく誰でも参加でき、事前の申し込みも不要、当日集合時間に現れれば参加、と言うのがあるんです。

今回は、Ｃさん、Ｍさん、と３人で参加。秩父の伊豆ケ岳まで行って来ました。池袋から１時間半、最寄の正丸駅到着は１０時過ぎ。これから１０ｋｍ、４時までの予定で歩くのです。

初めて出会った方と一緒に集落を歩いていると、ある家の前に、白い花がいっぱい（写真下）。



前を歩く友人達はおしゃべりに夢中でどんどん行ってしまいます。Ｃさんは、鳩山邸の道中で白いスミレをたった１つ見つけただけで、大喜びして持って帰った人なのに、気づかないんだ！

「ねぇー、これ白いスミレでしょー？！」
と声をかけると、戻って来て、一騒ぎ。
「花が大きい！」
「ほんとにスミレ？」
「白いのがこんなにいっぱい咲いてるなんて！」

歩き始めると、Ｃさんが「やっぱり写真撮って来る」と。かなり経って戻って来た彼女の手には、そのスミレが！　家の人が出て来て、「皆さんに珍しがられるので、よく差し上げるんですよ」と、根っこから抜いて下さったんですって！　悔しい！　私も一緒に戻れば良かった！　こっちが教えてあげたのにぃ！



正丸峠を経て、伊豆ケ岳頂上（写真上左）へ。急勾配を下山し、また別の集落を通って、駅に向かいます。今度は、他所の庭先に、白山吹（写真上右）を見つけました。蝶々がとまってるみたい、と、Ｍさん。

暫く行くと、家の前におばさんが居て、話しかけると、手にしていた枝を「これ要らない？　白の沈丁花だけど」と。嬉し〜い、前から欲しかったんですぅ！「欲しい！欲しい！」と手を出す。そこに咲いていた白山吹も、根っこを引き抜いて下さいました。勿論他の２人にも。どこもかしこも親切で優しい人ばっかり！

白スミレは残念だったけど…。でもいいんです。Ｃさんは、何ごとにも完璧で、お花を育てるのも上手。私が貰っては枯らすバンマツリを、懲りずに毎年挿し木をして、蕾がついた頃プレゼントして下さる人。

　

それをいつも冬越しが出来なくて枯らしてしまい、これ以上いただいてはは申し訳ないと、昨春、自分で花屋で買い求め、初めて地植えにしておいたら、この冬はちゃんと生き残ったどころか、立派に大きな花を次々に咲かせています（写真上左。花の直径５ｃｍ。普通よりかなり大きい。蕾も１００個どころではなさそう）。やっぱり不精者には、地植えが１番。

それと知らず、先日もわざわざ車でお届け（写真上右）。きっと白いスミレも増やしてから分けて貰えることでしょう。期待してま〜す！