ヨーイショ！　バキッ！　ウウッ！
ヨガ、ぎっくり腰、呻き声、の音声です。

前夜、いつになく、腰全体がバーンと張ったような痛みがありました。一晩寝ると、それもかなり和らぎ、普通に生活していたのです。

夕方、ちょっとヨガでもすればすっきり直るかも、と思って、脚を床から９０度に持ち上げるポーズ、腰を少し持ち上げ脚を「く」の字に曲げるポーズ、と、ここまでは軽々とできました。そして、鋤のポーズ（アニメ参照）でヨイショッと逆転しようとした途端、右の腰で、裂けたような激痛が！

ヨガを始めて１３年。ほとんど毎回しているポーズなのに！　声も出ないような状態でした。慌てて身体を元に戻したものの、横たわったまま起き上がることさえ出来ず…。

１０分か２０分かけて、椅子に座れました。姿勢を変える度に、肉の塊が身体の中でねじれるように、時間差で突き上げてくる痛みが走ります。ほんの２､３秒なのですが。

そのうちに、吐き気、脂汗、目の前クラクラ。よくある脳貧血状態になりました。よっぽど救急車を呼ぼうかと思ったほど。そのまま床に倒れては危険なので、這這の体（ほうほうのてい）でソファーに倒れこみ、じっとしていたら、気分の方は治まりました。



激痛の回数は、翌日更にひどくなり…。１日中、事ある毎に、ウウッ！　ウウッ！　日曜なので、病院もお休み。近所に、東洋医学の針治療や整骨院（整体）などがあるので、夫がいろいろ調べてくれましたが、どれも怖くて、すぐには行く気になれず、ひたすら我慢の子。

夕方、近くに住む長男夫婦がたまたまやってきて、寝たきりの私を見て、「年だねぇ」と言いながらも、月曜に病院へ車で連れて行ってくれるとの申し出。

そして月曜、寝る前まであんなに悲惨な状態だったのに、５時間経って目覚めたら、劇的に回復！　激痛はほとんど起こりません。それでも念の為、おばあさんのように２人に労わられながら、整形外科で受診。

レントゲンの結果、骨は全く綺麗だそうで、「ヨガで無理しちゃったんでしょうね」とのこと。湿布薬とコルセットを貰って来ただけ。相変わらず、鎮痛剤は拒否。夫は、骨が何ともないと知って、良かった良かった！と、喜んでいます。

すっかり元気になって、ちょっとウロチョロして帰宅したら、また痛みが再発。まぁ、家の中で大抵のことは出来ますが、なんと言っても、アザラシたまちゃん状態で、どでっと寝転んでいるのが１番楽。当分は、在宅入院で、完治を待つことに致しましょう。