大阪の南で育った人たちの会話は独特。文章に書くと、面白さが伝わるかどうか判りませんが、最近、私の周りで起こった会話。

●ブルーグレイと言うか、薄緑のような、アーガイル模様の手編みのセーターを着て、櫃妃に会う。
「前も着てたけど、それ、いいねぇ」
「前にピンクのを編んだんだけど、私に似合わないのよね。友達がそんなのを編んで欲しいと言うから、上げちゃった」
「あんた、その色、似合えへんわ！」

●櫃妃から、深夜０：４０送信の携帯メール。気付いて返事を書いたのは１：４０。携帯アドレスに書いてしまったので、送るのに躊躇して、寝間で話し込んでいた母に尋ねる。
「今送ったら受信音が鳴るんだけど、びっくりするかなぁ？」
「当り前よ、こんな夜中に非常識！」
じゃぁ、と言うわけで、パソコンアドレスに送信。

翌朝、櫃妃から「メール､見た？」との電話。
「パソコンに返事送っておいたよ。昨日、夜中の１時４０分に起きてた？」
「起きてたよ」
「母が、夜中に音をさせるのは非常識と言うから、パソコンにしたの」
「お母さんに言うといて！　私たちは非常識の世界に生きてますから！って」

●北朝鮮の話題。櫃妃は、「テポドン」を
「テコドン」
と思っていたそうな。
「丼みたいやね」
と櫃妃。影林てる子さん（通称テコ）が「テコドン」と言ったので、うまいなぁと思っていたんですが。因みに、以前、テコの家を訪ねたら、「てる子チャンコ鍋」をご馳走になりました。

●お料理屋さんで出た飾りの赤い葉っぱ。櫃妃が「その×××持って帰りたい」と。テコが、
「ノッコ、聞いた？　今、モミジやて！」
葉っぱだけの南天でした。

●三田家は、私を筆頭として、嫁が４人。いつも姑からお小遣いを貰ったりしているのを知っている櫃妃。先日用事で、三田家を訪問。
「５人目の嫁です！」