126講

「ベツレヘムのしるし」

ミカ５：２、ルカ２：１〜２０
教会学校と合同礼拝
2003年12月21日

クリスマスはイエス・キリストの誕生をお祝いする喜びの時です。私たちの誕生日はもちろんうれしい時ですが、キリストの降誕（天からくだって来られたのでこう呼びます）はそれとは比べものにならないくらい大切な日です。

イエス・キリストの降誕をみつかいによって最初に知らされたのは、貧しい羊飼いでした。「きょう、ダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。このかたこそ主キリストです。」（ルカ２：１１）　このことは遠い昔から預言されていました。（ミカ書５：２参照）

羊飼いたちは、キリストは立派な宮殿の暖かい、きれいな部屋で生まれると思っていたでしょう。しかし、「あなたがたは、布にくるまって飼い葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これがあなたがたのためのしるしです。」（ルカ２：１２）　キリストのしるしは家畜小屋の飼い葉おけのなかにありました。

私たちが主イエスの降誕を喜ぶのは、この幼子が私たちにとってキリスト（救い主）だからです。「救い」とは、私たちがどうしても無くすることができない悪い思い、悪い言葉、悪い行い（罪のこと）が、代わりに何かしなくても赦されるということです。主イエスはそのために来られたのです。十字架という方法によって成し遂げられました。

クリスマスをどのようにして迎えたらよいでしょうか。まず主イエスを救い主と信じて、恵みに感謝することです。そして皆で一緒に喜ぶことです。