秋保温泉に決めたのは、渓谷にあること、近くに滝があって散策に適していること、と思ったからです。ところが現地に問い合わせると、 滝まではバスで３０分かかり、とても歩いては行けない、しかもバスの便が非常に悪く、無理でしょうということでした。行く前からがっかり。

ホテルに着いてすぐ、バスの時刻表を貰って調べたところ、あるじゃないですか？！　９時半過ぎというちょうど良い時間帯に、しかもバス停はホテルのすぐ前。





大滝不動にて

今回の旅行では、観光案内所やお店の従業員など、いろんな人（たまたま若い人ばかり）に、交通の便やお店の場所などを尋ねましたが、情報がいい加減なことが多く、最後の方では、こっちが尋ねながら信用できなくなってしまいました。案内所なんかには、情報豊富なおばさんの方がいいのよね、と奥方。

滝からは仙台に直行するので、荷物（キャスターの付いたバッグ）を持ってきています。こんな物を持って散策できないし、という心配も、公共の休憩所があって、ちゃんと預かってもらえました。





不動茶屋にて

滝があるくらいですから、もっともっと山奥にあるのかと思っていましたが、舗装された平坦な田舎道に沿って走っただけ。ホテル周辺から見える景色と同じようなものでした。色とりどりに紅葉した山に囲まれてはいますが、山が迫っているわけではなく、川も見えません。



バス停の傍に、大滝への矢印が書かれています。大滝不動尊でお参りし、もう少し進むと、行き止まりに柵がしてあり、目の前に「大滝」が見えました。バス停から、２、３分。「国指定名勝」だそうです。滝壷へ下りる道は、もう閉鎖されていて、山道の散策は叶いませんでした。歩けたとしても８００ｍですから、たった１０分ですけど。これなら、箕面の滝の方が、よっぽど渓谷らしさが味わえます。でも、何でも体験しなければ判りませんから、来られただけで満足。



野菜、木工品、山野草のお店を見て廻り、記念に、白い大文字草を購入（写真上）。花びらが「大」の字をかたどっています。毎年咲くそうですが、小さな鉢なので、ちゃんと育てられるかな？

時間を持て余すことも無く、バスで仙台へ。仙台では、奥方の提案で、楽天球場へ。仙台駅から、ＪＲ仙石線（仙台ー石巻）で５分ほど（写真左）。

ＪＲ東日本ですから、東京での「Ｓｕｉｃａ」が使えることが判りました。ホームから駅構内全てが、楽天ＥＡＧＬＥＳの広告で埋められていました。

ナイター照明が見えたので球場の場所は判ったものの、入り口への道が閉鎖されています。傍の交番で聞くと、今は工事中で入れないと言うことでした。これも来ただけで満足。遠方から記念撮影。

　

仙台から東京に戻り、夕食を済ませて、お別れ。「楽しかった！　ほんじゃねー」が奥方の別れ言葉。そのときの笑顔は、ほんとに楽しかった証。来年の還暦記念旅行はどこにしましょかね？



そこまで楽天好きだったとは

　　

　

　

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