●第１日　１月２０日（金）

成田→コペンハーゲン





コペンハーゲン空港到着。木の床が素敵。さすが北欧

●成田エクスプレス不通

奥方が大船から乗るというので、普段はバスを利用する鉢妃も、品川から同乗することにしていました。ところが人身事故があり、私たちの乗ろうとしていた１３号が不通とのこと！　成田エクスプレスは、１時間に１本だけなのです。幸先の悪いこと！

次の快速に乗ったので、空港に着くのが大幅に遅れ、その間、旅行業者と電話連絡のしどうし。それでも、出発の１時間以上前に到着し、航空券を無事手に入れたのでした。

荷物は、最終地点ではなく、オスロで取って、また預けるようにとの注意を。忘れないよう、しっかり頭に入れておきました。


●コペンハーゲン空港閉鎖

成田からコペンハーゲンまでは、順調に到着。１１時間半の旅で、勿論エコノミーですが、２人とも全く疲れませんでした。２人で「なんてこと無いわね」と。先に待っている事態も知らないで・・・。

オスロ行きの飛行機に乗り継ぎました。待てど暮らせどなかなか離陸しません。キャプテンが、ウーだのアーだの言いながら匂わしていましたが、とうとう空港閉鎖になってしまいました！　雪の多いこの国でも、今日は特別の日とか。後から判ったのですが、雪と言うより、細かい氷が降りしきり、エンジンに影響するとか何とか。明日飛行機が出るかどうかも、“Ｎｏｂｏｄｙ　ｋｎｏｗｓ．”



機内から空港の看板を撮る


●ホテルとタクシーチケット確保に行列

飛行機を降り、搭乗口に戻って半券をもらい、下に降りて荷物を取り、ＳＡＳのカウンターで、明日の飛行機の予約をするため電話番号を受け取り、ホテルとタクシーの券を受け取ることが必要、と判りました。これが判るまでもなかなか。

日本人らしき男性が居て、頼りにしてしまったのですが、日本語を話す中国人でした。そこへ５０代と２０代と思しき母娘が私たちを頼ってきました。半券を受け取り、下へ降りましたが、荷物などまだまだ出てこないので、先にＳＡＳのカウンターへ。

そこは既にごった返していました。どれが列か判らないほどごちゃごちゃ。銀行のように番号が出ていて、その番号順に呼ばれているとか、機械が故障しているから番号札を持っていても意味が無いとか、混乱状態。列らしきところで、ひたすら待つしかありません。いつの間にか、若い日本人カップルが、私たちのすぐ後ろにくっついてきていました。奥方との２人旅のはずが、総勢７名の団体さんに変わっていたわけです。

４時間並んでやっとカウンターに到着。半券を取ってこなかった人たちが居て、話はややこしかったのですが、何とか７名分のホテル券とタクシー券を入手。そこで初めて気づいたのが、今度はタクシーを待たねばならないこと！　最初は空港内ですから暖かですが、ドアの外に出てからも並びます。凍えるような冷たさ！　タクシーの列がいつの間にか２本になっていて、ちょっともめたりもし、１時間以上待って、ようやくタクシーに分乗できました。



コペンハーゲン空港・タクシー乗り場。
５時間の行列の後、やっと辿り着いた

雪用のタイヤをつけているのでしょうが、そのスピードといったらありません。バリバリに凍っている道路を、まるで普通の高速道路を走るかのよう。


●着の身着のまま

あてがわれたホテルは、郊外らしく、空港からかなり走りました。３組はそれぞれの部屋に入り、私たちは、夜遅いのに、あったかいミートボールのスープとパンを食べて、部屋に入るなり、シャワーも浴びずバタンキュー！　だって、スーツケースは最初の予定通りオスロで受け取ることに変更になり、着替えもパジャマも無く、お風呂に入ったってしょうがないんですもの。

予定では今日中に、目的地のトロムソに着いて、オーロラチャンスの１日目だったのですが・・・。

１日目｜２日目｜３日目｜４日目｜５日目｜６・７日目