本堂と鐘楼

さて、肝心の神代桜はどれかな？　右を見ても左を見ても、いっぱい桜の木があってどれだか判りません。友だちが、「支えがあるから、あれだわ！」と。賢い（２度目）！

行ってみると、人もあんまり居ないし、花も少なく、暗くて寂しい木。ただ古いだけ？よく見ると、境内を出た向こう側に人が沢山。出てみると、これこれ、ＨＰに出ていた綺麗な桜は！日の当らない北側から先に見ていたのでした。

南側から見ると、ちょうど満開！豪華さの点では、花の分量が少ないので、３大桜の２つ、三春の滝桜や根尾谷の淡墨桜に負けますが、それでもなかなか見事！更に、木肌はかすかす、穴が開いて形もグロテスクになった、老木の太い幹の迫力はすごい！



江戸彼岸桜

くす玉の様にまとまった可愛い形、エドヒガンザクラという種類だそうで、色は白っぽく、隣の桜の濃いピンクとよく映えています。

衰弱していた木が、２年前の治療で少し元気を取り戻したとのことで、ＴＶカメラが廻り、花のお医者さんらしき人がインタビューを受けていました。

同行の友達は、カメラが得意。一眼レフのデジカメ（ＣＡＮＯＮ　ＥＯＳ　ＫＩＳＳ）の他に、もう1台持って来ていて、ちょっと目を離すとどこかへ行っちゃって撮影に夢中（「ちょっと目を離すと」は、奥方のお買い物と同じ）。私もその間、パチパチ撮っていたら、木１本に、同じような写真が何１０枚もあって、選別に苦労しました！

そうそ、飛鳥山のお花見には見当たらなかったカメラは、翌日思いがけないところにしまい込んでいたのを発見。この日はちゃんとマイ･カメラであるＰＥＮＴＡＸのＯｐｔｉｏ持参です。「人物も入れると、お花見の雰囲気が出るわよ」とか、「伸びた枝の先を接写すると、後がぼけて綺麗よ」とか、いろいろ教えてもらいながら、撮影。

三春の滝桜の子木　根尾谷の淡墨桜の子木　久保桜の子木





八ケ岳





南アルプス

境内には、桜並木の参道の他、至る所に、多種多様な桜の木があり、神代桜１本だけと思っていた私たちにとって、嬉しい誤算。おまけに水仙もほぼ満開。青空、南アルプス（と思う）と、八ヶ岳（の筈）の雪の山々。文句なしのお花見でした。

これで、日本三大桜を制覇しちゃったー！

南西から見る



山門側から境内



参道桜並木



桜フレーバーのソフトクリーム