カタログギフトで申し込んでいたオーブントースターが届きました。パンを焼いてみると、奥の半分しか焦げ目がつきません。それで、カタログ会社に電話しました。

謝罪と共に、交換してくれること、配達時に古い方を渡して欲しい、と言われました。３、４日後に到着。

ところが、お届け先の住所は我が家なのに、名前がカタログの送り主になっていて、宅配の人も迷ったそうです。交換してもらい、「伝票をもらっていきます」と、箱から抜いて持って行きました。でも、宛名の名前とはんこが違うので、電話。前とは違う人でしたから、最初から全部説明。

電話の後開けてみると、なんと横板が外れ、しかも、一箇所、おできのように膨らんでいます。もうー、今度も欠陥品だ！

もう１度、電話。また前とは違う人。前の件から全て話し、やんわりと「ちゃんと検査をしないのでしょうか？」と苦情。開けたのは、そのまま箱に詰めなおし、玄関に置きました。

そして、今朝、初めて見る女の子が宅配便を届けに来ました。受け取って、その人が帰った後、あっ、商品を返すのを忘れた！　慌てて外に飛び出したら、間に合って、置いていたのを渡しました。

今度は、段ボールが二重になっていて、かなり慎重を期した様子。お蔭で、どこも壊れていないし、パンを焼いてみると、綺麗に全体に焦げ目がつきました。３台目でやっと落ち着いた！　やれやれ。

お昼頃、またさっきの宅配便の女の子が来訪。「着払い（我が家から先方へ）の伝票が付いていませんでしたか？」と。そう言えば、カタログ会社の人が、宅配の人に渡して欲しいと言わなかったし、伝票にも、前に書いてあった「引き取り」の文字がありませんでした。結局、「勝手に伝票を作って送っておきます」と。

またまた話がややこしいので、電話。違う人が出たので、今までの経緯も話して、やっと話が片付いたのです。相手は、とても恐縮していました。その人が悪いわけじゃないけれど、会社としては、いい加減すぎ！

その後どのくらいの時間が経ったころだったでしょうか？台所に入ろうとして、タップのコードに引っかかりました。ガッチャーン！　オーブントースターのコードの長さが短かったため、棚から新品のトースターが、転がり落ちました！　元に戻そうとして、横板の角の目立つところが、親指で押し付けたようにへこんでいるのに気づいたのです！！！　このヘナチョコ！

実は長年使ってきたオーブントースターも、掃除機をかけるときに、同じタップに差し込むので、うっかり遠い部屋まで掃除機を引っ張ったりして墜落するのは日常茶飯事でした（学習しない！）。でも、堅牢で、傷がついたことなど無いのです。磨きすぎて、塗りは剥げっちょろけ。揚げ物を焼きなおしたときに、中で火がつき、とうとう一巻の終わり、と思ったのに、その後も正常に働き続けていたほど丈夫。

なのに、なのに、今度はたった１回の墜落で、電話も日数も開封梱包の苦労も、全て水の泡。自分のしたことに文句も言えず（もう言った？）。あーあ、がっかり！　向きを変えて、傷跡が見えないように配置し、忘れようとする鉢妃です。