２００７年１１月８日（木）

人に会うことも少なく、電車にも滅多に乗らず、近くのデパートにも行く必要が無くなり、おしゃれ心もなくなって来た今日この頃。今から老人のような生活は早すぎると思っていたところに、旬香さんから書道展の案内状が届いたので、見に行くことにしました。それだけではすぐ済んでしまうので、「ついで」を企画。

「ついで」その１：映画「ＡＬＷＡＹＳ　続　三丁目の夕日」鑑賞
「ついで」その２：１０月に有楽町駅前にオープンしたファッションビル「ＩＴＯＣＩＡ」見学

どうせ銀座に行くなら、有楽町の映画館で見ようと思っていたのですが、出かける時間が遅くなり、急遽渋谷のいつもの映画館に。それでもギリギリ。こんなときに限って、知り合いの人に２人も会い、「こんにちわ、急いでますのでごめんなさい」とそれ以上話しかけられないよう、小走りに駅に向かったのでした！

映画評：笑いと涙に溢れ、ほのぼのした気持ちを感じ、自分の過ごして来た懐かしい生活を思い出しました。映画館でちゃんと見たのに、忘れていることが多く、公開前夜に第一作をＴＶで見たことで、登場人物の設定や前回と関連する行動がよく判りました。見てよかった！と思う映画です。映画評は、内容を詳しく書いてしまうと面白くないし、難しいですね。

終わってすぐ、銀座へ。渋谷でお気に入りのパン屋さんに寄りたかったのですが、ちょっと遠回りになることと、時間的なことで諦めました。いつか開場が５時までと言うことに気づかず、ほんの少し遅れて見られなかったので、今回はちゃんと学習しているのです。

さて、肝心の書展。

受付で署名。書展で署名させられるなんて、困りますね。受付の皆さんも達筆な方ばかりでしょうから。

パンフレットを頂き、旬香さんの文を確認し、沢山の作品の中から探したところ、奥のほうでやっと見っけ！　綺麗な字が書けるというのは、優雅なことですね。私もかつて町春草さんに習ったことがあるのですが、全くその甲斐無し！

　

ありました！　「動中静忙中閑」

　

大阪府　谷口鈴華　行った証拠に自分で撮影

会場を出て、目星をつけて歩いていくと、「ＩＴＯＣＩＡ」が聳え立っているので、すぐ見つかりました。「ＩＴＯＣＩＡ」は「愛しい」の言葉から命名されたとか。ＣＩＣＩのビルと、隣のＰＬＡＺＡと２つから成っています。

先ず丸井へ。出来たばかりなの人が多く、同じような年のおじさんやおばさんも、どんどんエスカレーターを上がっていきます。女性関連の売り場だけ５階までささっと見て廻りましたが、何処のデパートにも入っているメーカーばかり。しかもこの辺りに勤めるＯＬがターゲットの様子。

何人ものおじさんがベンチで休んでいました。このおばさんも特に見たいものもなく、隣のＰＬＡＺＡへ。と思ったら、眼鏡屋さんとかレストランだけ。で、Ｂ１へ。

そこには端の方にロープが張られ、長蛇の列の人々と、「１時間待ち」の看板！　その先は、思ったとおり、「クリスピークリームドーナッツ」のお店でした。ちょっと見にはミスターＤと似たようなものですが、どこが違うのでしょうね？　ミスターＤでも先ず口にしないのに、これだけ人気があれば１度食べてみたいと思いますが、２時間待ちもありと聞けば、ま、入手は無理でしょう。

どら焼きの中身がケーキの中身（モンブランとかショートケーキのクリーム部分が挟まれています）という珍しいどら焼き（これでも１０人ほど並んでいました）をお土産に、渋谷で降りてパン屋に寄り、お勤め帰りの人達に混じって、足の置き場も無いほど超満員の電車に乗り、歩き疲れた足を引きずりながら、ぶらぶらと帰途に向かった秋の１日でした。活動的な気分に弾みがつきました。

２００７年１１月９日（木）記