朝目覚めて、窓の外を見ると、前の畑に霜が降りて、真っ白（写真下）。昨夕奥方が感激した黒い山も、鉢妃が眺めた紅葉の名残の山も、「朝日の中では同じね」と奥方。



朝もお風呂に入り、それから朝食。昨日とは違った大部屋での食事（写真下）。ざる豆腐をタレをつけないで食べたら、ほんのり甘くて美味しい！奥方は、そのお豆腐屋さんの場所を聞いていましたが、遠いと聞いて諦めていました。



カーデガンは最新作



例によってＣ信流

朝食だけでも食べきれないほどだったのに、部屋に帰るや否や、奥方のお点前開始（写真上）。１０時に車を手配して下さっているので、時間がないのです。

お菓子は、奥多摩に行った日に友達から貰ったどら焼き（四天王寺の茜丸　五色どら焼き。有名なのかな？）と、奥方持参のもみじ型の砂糖菓子。これが割れていたので、奥方の嘆くこと！（写真右）

旅館から車で滝の入り口まで送って下さいました。１０分もかからない距離。お土産屋さんに荷物を預け、滝道へ。奥方の大好きな山の幸を並べている店がありました（写真下）。滝からの帰りに、ここで、きのこや干し柿を購入。ここでもお店のおばさんが熱々に蒸したおまんじゅうを２こ下さいました。



ものすごい店構え



カラオケもできるらしい

さて、滝に着きました。近くに居た人に２人一緒の写真（下）をお願いしたのですが、そこは「吹割の滝」ではなく、「鱒飛の滝」と書かれていました。道理でパンフレットの写真と違うと思った！



え？　ここじゃないの？



滝か早瀬か、微妙なところ

今度こそ、本物の「吹割の滝」（冒頭の写真）です！　「東洋のナイアガラ」と言われ、形も迫力もそのミニチュアというところ。以前大阪の義妹が友人たちと、この滝を見るために東京からのバスツアーに参加したのですが、滝の近くを通ったのに、他にも見るところが沢山あるのでと後回しにされ、結局夕方暗くなってから「滝に行くのは危険なので」と中止になったと悔しがっていました。



白線注意

滝の近くは水で濡れているので、滑り易く、線より近づくことは禁止になっています。暗ければ確かに危険でしょう。それが判っているなら、明るい内に案内すべきですよね。ま、私たちが北欧まで行って、オーロラが見られなかったケースよりは、うんとマシ！

滝から見える橋を渡り、遊歩道を歩いていきます。浮島観音堂（この中に左甚五郎作の観音像があったとか。帰って来てから知りました！）の傍にあった野菜売り場で、奥方は柚子をお買い上げ。３個１５０円。奥多摩より小さくて高い！ 途中、展望台から滝を見下ろしましたが、やはり間近で見る方が迫力がありますね。



向こうのつり橋を渡る



浮島観音堂



展望台から滝を見下ろす

荷物を預けたお店に戻り、コーヒーを注文。ここでもお沢庵を購入。高尾山で買ったお沢庵よりは、味も歯ごたえも落ちました。バスの時間が気になるので先に出ようとして、まだ買い物をしている奥方に、「忘れ物がないか見てね」と鉢妃。「荷物を忘れてるわよー！」と奥方。やばい、やばい！

定刻より遅れて、バスが到着。沼田駅まで約１時間。お腹はいっぱいだけれど、熱々のお饅頭が冷めてしまうので、バスの中でパクッ。肉まんのようなものでした。

まだ１時前。駅員さんに質問。「水上温泉には何か見るところがありますか？」「ありません。温泉だけです」。でも、奥方が口癖のように最後の手段と言っていた水上温泉には、もう２度と行くことはないだろうから、行って見ましょう、ということに。