奥方の旅程を立派と言いましたが、実は私の知っていたのは、ストーブ列車に乗ること、津軽三味線の演奏を聞くこと、私の希望した白鳥の飛来地に行くこと（ツアーの１つに載っていたので）、下北半島にも行くこと、を電話で聞いただけ。ミステリーツアーみたいで面白いからと、詳細は聞かなかったのです。ただ奥方に付いていくだけ。

バスに合わせ、ほんとは７時からの朝食を６：５０に引き受けてくださり、５：５０に起きて、温泉から戻ってくると、もっと早くしてくださいました。７時にはもう朝食が済んでいたほど。今朝も、豊富な品揃え。朝からイカのお刺身、塩鮭、卵焼き、めかぶの酢の物、ほうれん草のお浸し、わかめのお味噌汁、などなど（だったような記憶が）。

７時半前、宿から目と鼻の先のバス停には、小学生たちが大勢待っていました。



ねー、このバス停、小学生が多いと思わへん？



バスがやっと来たと思ったら……

かなり待って、ようやくバスが来ました。小学生の最後尾に付いて、さてそろそろ我々も、と奥方が進み始めたとき、バスの中から、女性が、｢もうすぐ、バスが来ますのでお待ちください。これは通学用なので｣と！　バスが来たら乗るものと思っていたので、びっくりするやら、恥ずかしいやら。

また暫く待って、我々の乗るべきバスがやって来ました。本州最北端の大畑駅（写真下の上）でトイレ休憩しながら、下北駅で下車（写真下の中下）。

　

本州最北の大畑駅

　

バスの下北駅

　

鉄道の下北駅

ここから陸奥湾に沿って南下する大湊線に乗車。大湊線、東北本線、奥羽線と乗り継いで、川部到着（写真下）。

　

雪降りしきる川部駅

　

タクシーの運転手さんが撮ってもらったら、
駅名が写っていませんでした（左）。で、撮り直し（右）　　　　　　　　　　

大湊線（下北ー野辺地）→東北本線（野辺地ー青森）
→奥羽線（青森ー川部）と乗り継いで、
到着した川部駅。雪の深さにびっくり

丁度お昼時。駅周辺に１軒だけあるという食堂に向かいます。名前もそのものずばりの「駅前食堂」！　みんなここに向かうので、結構混んでいました。あったかいおうどんを注文。



駅前からは少し遠い駅前食堂。
食堂はここ１軒のみ。雪が舞う



駅から駅前食堂に至る道に
赤い実をつけたナナカマド？

五能線五所川原駅から、この旅のメインであるストーブ列車（五所川原─津軽中里）に乗車。以下、写真中心のご報告。

　

左：この間を往復。右：乗車前、連結部分に石炭を用意

　

五所川原駅ホーム。ストーブ列車乗車前





　

個人車輌。乗車率はこの程度。団体車輌は隣

　

左：車掌さんは、何度も何度も石炭を入れに来ます。
右：隣の席の人が、するめを置きました

車掌さん撮影。逆光を避けて身を乗り出



車窓から、茅葺の家

　

　

外は寒々、車内との温度差で結露