弘前パークホテルのレストラン（朝食）からの雪景色。
眼下の駐車場では雪かきの傍から雪が積もっていきます

　

左：完全に洋食のみ。
右：お漬物に釣られ、お茶漬けを少しプラス

昨夜の歩きに懲りて、弘前駅までは、今度はタクシーで。１メーターでした。津軽地方は、今も初乗り５８０円！東京では７１０円になりました。

弘前駅の観光案内所で、小湊駅からタクシーが出ているのを確かめ、青森駅で下車。荷物をロッカーに預け、身軽になって、小湊へ。タクシーがいっぱい待っていて、問題なく行けました。奥方が「白鳥なんか、何で見たいの？」なんて言っていましたが、姿かたちが美しいじゃないですか？！　でも、近くで見ると、「薄茶鳥」と言いたいくらい、薄汚れしています。写真を撮るだけだからと、１０分ほどタクシーに待ってもらい、小湊駅まで戻りました。ここでも、「なんで今頃来るの？　今は何も無いよ」と言われた２人でした。









ＪＲ小湊駅からタクシーで１０分ほどの浅所海岸にて

駅に戻ると、まだ電車が出るまで１時間あります。雪が降りしきる、何も無さそうな街中を、プラプラ歩きました。



最近見たこともない氷柱

　

左：駅員さんに「白鳥だね」と言われた奥方

小湊から、また青森に戻り、今度は市内観光。青森駅は、初日はコーヒーを買いに走り、昨日は荷物を預け、改札口周辺だけは、「通」になりました。

魚市場を教えてもらい、そのビルの中のお寿司屋さんで昼食。「大間のマグロはうまい、○○丸（舟の名前）のマグロはもっとうまい」というポスターが貼ってあり、メニューには、「マグロ1貫４８０円」と。

奥方が、中トロを注文。「大間のマグロでしょ？」「１貫１２００円ですけどいいですか？」「４８０円じゃないの？」「大間のだと、大トロが２２００円、中トロが１２００円」

そこで、大間のマグロのキロ数やら値段の説明が入り、ある塊を見せて、「これで３万円するんですよ」とのこと。

そもそも、コースにするか、お好みにするかを迷い、上寿司（２２００円）の中身を聞いたところ、好きじゃないネタもあって、「握ってもらいましょ」と決めたのに、半分以上が中トロで終わってしまいます。「馬鹿らしいわ」と奥方が小声で。「じゃ、先ず、ホタテから」

「どこから来たの？」「東京」「なんでまたこんな寒い所へ？！」と相変わらずのやり取り。

２つ３つ注文していたら、｢せっかく東京からわざわざ来てくれたんだから、大間のマグロ（中トロ？）を１貫４８０円にしてあげましょう。それでいいですか｣と。それに付け加えて、奥方に、「タイプだから！」って。「あら、ご相伴に預ります」と鉢妃。奥方は聞こえなかったらしく、「何て言ったの？」とまた私にコソコソ。「奥方がタイプなんだってよ！」

それからは、頼みもしないのに、「ハイ、ホタテのひも！」と言って、山ほど積み上げるし、元々４８０円のマグロなのか、赤身もポン！と。こちらも次々に注文しましたが、余分のものが来たからか、注文したのはいつもより少なめだったような。

お勘定をしてもらったら、２人で４５００円。「あら、上寿司と同じような値段だったわね」と２人はご満悦。

魚市場で、奥方が殻付きのホタテを買ったので、鉢妃もその気になり、ホタテと、その横にあった大好物のナメタカレイも１匹購入。ホタテはお刺身、バター焼き、醤油焼きといろんな味を楽しみ、ナメタカレイは煮付けにしました。カレイの煮付けは生臭さが気になるのですが、ナメタカレイだけは、そう感じたことがないのです。



３５ｃｍのまな板からはみ出して、
この大きさで、たったの５００円！
４切れ取れました。東京では１切れ
１０００円前後します。
写真で見ると、生臭そうですが・・・

また街に出て、津軽塗りのお店や、りんご店で、奥方お買い上げ。お土産選びをしていると、２時間くらいはあっと言う間。駅で荷物を取り出し、いよいよ帰路に。

いつものように、東京駅で夕食も済ませ、隣同士のホームに別れましたが、この時点で、次の旅行の予定が決まっていた２人でした。

２００８年２月８日（金）　記