今年の連休は、本格的なのは５月３日からの４日間のみ。お勤めの人は、４月中は泊まってなどいられないのか、奥方がなんと佐世保で見つけてきた、伊豆のリゾートホテルは、意外にも連日空室あり。事情があって行きにくかった鉢妃ですが、思い切って誘いに乗ることにしました。

鉢妃が「２８日なら行ける」と奥方に返事をしたのが、前日の夜。奥方の調べていたのは、朝食付きで９８００円。但し２８日だと、休日前価格で１２８００円とか。私がホテルのＨＰで調べると、設立11周年記念で、夕食付きで１１０００円。２８日でも同じ。朝食をつけて１３１００円！　しかも夕食は２段階あるうち、下のランクより安い値段で、上のランクの食事ができる内容。

夜１０時頃、ネットで申し込み、翌日昼頃出発。特急踊り子号は空席無しと検索していたので、品川から快速電車に乗車。駅員さんに空いている号車を聞いて、携帯で連絡し、藤沢から奥方が同じ号車に乗ってきました。熱海で乗り換え、伊豆高原駅へ。

頼んでおいた送迎車は時間より早く既に到着していました。優しそうな、感じの良い運転手さん。送迎車を予約していないお客様が来るかもしれないので時間まで待っても良いと言われ、駅構内のお土産店をうろうろ。

奥方をこんな所に放り込んではただでは済みません。早速、伊豆名物のやまももジャムなど買っているのでした。一体ジャムは何か月分のストックがあるのでしょう？！

いざ、出発。あら、やっぱり私たちだけ？　マイクロバスは坂道をどんどん登り、１５分ほどでホテル到着。写真で見ていた玄関の大きさと違って、なんとこじんまりしたことよ！

でも、それが良かったのです。規模が小さくて、泊り客は、多すぎず少なすぎず、どこもかも清潔で、ホテルマンの礼儀は正しく、とても快適に過ごせました。緑色を基調にしたメルヘンチックな建て物は女性好み。カナダの赤毛のアンの島の建物に似ていました。新緑の木々に囲まれた部屋からの眺めにも、癒されます。

お茶の時間なので、一碧湖を望むティールームで、暫く過ごしました。ボートが１隻浮かんでいるだけで、静かな湖面です。



下階は美術館になっていました





眼下に一碧湖

鉢妃は、最近編み上げたばかりのブルーのベストを、一碧湖の「碧」に合わせて着て来ました。奥方も、白っぽく見えますが、水色のセーター（お嬢さんからのプレゼントなんですって！）に濃紺の組み合わせ。奥方も「碧」に合わせてきたのかな？



３階からホテル中庭を見下ろす



中庭にはフレグランスのお店





ホテルの前で

夕方、温泉を楽しんだ後、夕食の場へ。洋食と和食のメニューから、和食にしました。 次々に出される懐石料理。あまりにも品数が多く、どれも美味しいのですが、だんだん苦しくなってきました。後に来る「お食事」がお寿司というお品書きを見ていたので、楽しみにして、２人とも少しずつ残し始めていたのですが・・・。

鉢妃は、最近疲労がたまっていたこと、夜更かしをしていたことを忘れ、ちょっぴり頂いた日本酒（お猪口２杯）がたたってしまいました。気分が悪くなり、お寿司の直前にダウン！　後は放棄して、早々に部屋に引き上げました。奥方は部屋に運んでもらったデザートもちゃんと頂いたそうで、やれやれ！　暫く休んで少し快復しましたが、先日来超多忙だった奥方も、１０時前からとろとろになり、２人して、「お休みなさーい！」。

この乾杯でえらいことに