小室山公園は、つつじ祭が始まった日で、七分咲きとのこと。でも、咲いている木と殆ど咲いていない木があるという意味で、咲いているのは既に満開。ローズピンクの綺麗な色が目に鮮やかです（写真上）。

リフトが遠くから見えていたので、高いところから見下ろすのも一興かと。リフトの乗り場近くから、伊東駅行きのバスが２０分おきに出ていることを確認。帰りはその方が便利ね、と。

リフト乗り場では、「往復切符をお持ちの方は、無くさないように！」と１人1人に注意していました。高尾山で学習した鉢妃は、今度はちゃんとバッグのポケットにしまいましたよ。リフトに乗って、小室山の頂上から下界の景色を楽しみましたが、つつじ園は反対側で見えません。陽射しが強い割には霞んでいて、富士山も見えません。以前、伊東近くの大室山にリフトで上がったとき、突然富士山が現れて感激したことを思い出します。

またリフトで降りました。今度はツツジ園の様子が一望の下。揺れるリフトから望遠で撮った割にはぼけていませんね（写真下）。







前のおいどは誰？

お昼にはお腹が空いていなかった２人ですが、２時を過ぎ、ざるそばの昼食。「バスに乗る前に、お手洗いに行ってくるわ」と鉢妃が言った途端、奥方が、「あっ！」と小さく叫び、笑い始めました。「何か判る？」と聞かれて、いろいろ頭をめぐらした鉢妃も、「あっ！」と。

そうなんです。川奈駅のロッカーに荷物を置いてきたのです！　奥方は、「私は川奈駅でトイレに行ってきたから」と言おうとして気づいたのだとか。伊東は川奈より東京寄りですから、また電車で戻らなければなりません。ところが伊豆急は頻発していないので、川奈に直行の方が良いとか。

タクシーも居ないし、また２５分歩くのかと思ったのですが、バスでの途中下車はできない？と奥方。見ると駅はルートから外れていますが、手前に「川奈口というバス停がありました。運転手さんに聞くと、そこではなく、その１つ手前の商業高校前で下車との指示。半分くらいの道のりは楽ができるということ。

そのバス停に来ると、運転手さんが、「商業高校前です。ここで降りてください。この右の道を行ってください」と、大きな声で知らせてくださいました。降りたのは私たちだけ。バスは国道を走っていくようです。

だらだらと下り道なので、来たときより楽。１度来た道は、最初よりは近く感じます。踏み切りを越え、川奈駅到着。電車がすぐ来ると判り、奥方は切符を購入、鉢妃はロッカーから荷物を出し、ホームに走ります。頻発していない電車というのに、待ち時間なく乗車できました。

熱海で下車。構内のカフェで一休みの後、踊り子号で帰途へ。大船で下車した奥方は、品川に向かう鉢妃を出発まで見送ってくれました。これから暫く、２人はそれぞれまた多忙になります。また忙中閑ありで、会えることを願っています。