乗ってみたら、座席の枕の色が、鉢妃のスカートの色とあまりにも似ているので笑っちゃいました。



うまくコーディネートできてます！

「着いたらお茶でしょ？」の奥方の言葉で、ランチは車中おにぎりだけと約束していて、それぞれに持参。明け方まで眠れなかった鉢妃は、朝寝坊して、朝食を済ませたばかり。ランチなど要らないくらいでしたが、おにぎり1個なら食べられる！

たった１時間１０分で軽井沢駅到着。空気がひんやりしていて、さすが軽井沢！　ただいまの気温２１度。過去何度か来ていますが、特に昨年６月に母と訪れたので、懐かしい！

ロッカーに荷物を預け、万平ホテルに向けてタクシーに乗車。歩ける距離だと思っていたのですが、１５分か２０分と聞いて変更。初乗り７００円で９００円。緑の木立の中を走り、早速軽井沢気分を味わえました。

林の中の古式豊かなホテルでお茶、というのは誰しも考えることらしく、かなりの人が待っていましたが、２０分待ち程度と言うので、売店を見たりして時間つぶしをしているうちに名前を呼ばれました。アップルパイとコーヒーや紅茶を注文。奥方は３時のおやつは必須ながら、少しで良いらしく、「分けるの嫌なんでしょ？」と聞いてきます。かじって残されるなら嫌だけど、最初から２つに分けるなら問題ないわよー！

尤も私にとっては、お茶の時間は単なるおしゃべりの機会。１人で居れば、３食以外、お茶もお菓子もほとんど欲しいとは思いません。それでも、窓辺の木々を眺めながらの一時は、ほんとにホッとします。





今度は、軽井沢銀座と呼ばれる通りへ向かいます。鉢妃はフロントで道を聞き、玄関に出てからボーイさんにも聞いたのに、十字路がどれを指すのか判らなくなりました。３歩で忘れる鳥頭？！　もう１度戻って確認し、ようやく歩き出した２人でした。



ホテルから坂を下りたところにある
レンタサイクル店で３度目の確認。
ここだって十字路でしたが、
もう少し先の十字路を右折でした

林の中を抜け、かの有名な「軽井沢テニスコート」を通り、テニスコート通りから銀座通りと続く沢山のお店巡り。

日傘の可愛いの見っけ！　模様が可愛いし、小ぶりで、持ってみたらすごく軽くて、これはいい！でもよく考えたら、よく考えなくても、毎年なんだかんだと日傘を買ってる鉢妃。やっぱり軽い折りたたみが一番、と実感し、この夏も超軽のを買ったばかり。折り畳みじゃないので止めましょう。



早速紙袋を持っている奥方。
何をお買い上げだったかな？



軽井沢彫のお店。浮き彫りになった
さくらの模様自体は美しいのですが、
家具となると、ちょっとごてごてした感じ。
勿論、好き好きですが

さて、今夜の宿に行くのに軽井沢駅１７：２０発のバスに乗車予定。既に１７時を過ぎ、次の１７：５５だわね、と、駅まで行くためのタクシーを探しながら、万平ホテルまで戻ります。ほとんどホテルの近くまで戻ったとき、ようやく空車に出遭えました。



駅到着は１７：２１。ところが２０分発のバスが遅れていて、丁度やってきました！　ラッキー！　乗客は既に待っていた男の子（学生？）１人と私たちだけ。乗車口に近かった私たちが先に乗ることになり、奥方の希望で、最前列の左右に１人ずつ座りました。その男の子は、私の席の後に。

「千ヶ滝温泉は幾つ目ですか？」と運転手さんに質問したので、丁度時刻表を広げていた鉢妃が、「ここから４つ目だわ」と教えたら、丁寧にお礼を言ったので、気にもしていなかったのですが、降りてから奥方が言うには、「あの人、気持ち悪くない？　１人でこんなところに泊まったりする？　あんなにバスがガラガラなのに、貴女のすぐ後に座ったでしょ？　ナイフで刺したりしないかしら？と心配したわ！」だって！

Ｓホテルの部屋は、韓国・ソウルで泊まったＢランク（Ｃランク？）のホテルとそっくりでした。部屋の広さも問題なく、寝具も清潔だったので、良しとしましょう！　Ｐホテル系列のリゾートホテルだそうで、スケートリンク、ゲレンデ、ゴルフ場が窓の下に見えました。

到着が遅かったので、温泉はあと。夕食は食堂で、中華と洋食のバイキング。窓際の６人がけのテーブルに案内されました。大体ホテルの夕食はほとんど和食か洋食なのに、ここは基本的に中華なのです。連泊で明日は中華レストランでフルコースと決まっているので、今夕はバイキングを勧められたのでした。アルコールは鉢妃が前夜睡眠不足なので、奥方に付き合えず。奥方も１人では飲みきれないと諦めました。前回鉢妃の不調を思い出して、「怖い、怖い！」と。

ホテルを出て少し離れたところに展望露天風呂温泉があり、そこも使えるのですが、雨が降り出したので、今夜は屋内の大浴場へ。ここも温泉で、露天風呂もありました。最近はメイク落としや化粧水など完備ですから、旅行用としてメイク用品だけ持参すればよいので助かります。

１１時になり、奥方はおねむ。鉢妃はまだ眠くならないので、東京で買ってきた文庫本を読んでいましたが、いつまでも電気をつけていては奥方も眠れないだろうと、暫くして照明を消しました。

奥方はなかなか寝付けず、鉢妃は直後に寝息を立て始め、「眠くないなんて、いってることと違うじゃないか！」と思っていたそうですが、前夜あまり眠っていないと言っていたことを思い出して納得したとか。何も知らず、朝までぐっすりのお気楽鉢妃でした！