お茶漬けをするため、カウンターに置いた土瓶にお湯を入れた途端、カシャン！と小さな音。土瓶の口が欠けたのです。落としたわけでもないのに残念！　きっと、ひびでも入っていたのでしょう。

これを使い始めて、何年になるでしょうか？　近所の仲良しＳさんと一緒に、近所の陶器会社で買ったのですが、Ｓさんと知り合った、夫の転勤による２度目の上京（１９８５年春）後間もなくだった記憶が。となると２０年にはなるでしょう。



口の欠けた土瓶。口を修理して、
植木鉢や飾り物としておいて置こうかな？

我が家に急須は数々あれど、たっぷり入る土瓶は３つ。鉄瓶（お薬缶）、銅の土瓶（紅茶用）と、これ（日本茶用）。お茶漬けにはたっぷりのお茶が要るので、食事時には１人でも毎回これを使っていました。Ｓさんが家に見えたとき、その土瓶を見て、まだ使ってるの？！と言ったほど。写真の通り、形が可愛いし、取っ手が二股になっているのも変わっているし、何しろ気に入っていたのです。

４、５年前に、取っ手の蔓がクルクルと剥がれて来て、こんな特殊な形のは無理かと思ったのですが、その会社に言うと、同じ物ではないものの、ちゃんと役に立つもの（たった１５０円程度）を用意してくれました。そしてまた使用に耐えていたのですが、とうとう。

１つの物がその役目を終えたその日、全く違う種類ですが、新しい物がお嫁入り。デジカメを買い替えたのです。

木曜夜中の１２時前、家電量販店のネット部門に注文、手数料が無料の銀行のネット部門から振込み。翌金曜昼前、量販店から入金確認のメール、その午後、発送済みのメールが来て、土曜のお昼には宅配便（送料無料）で届きました。居ながらにして、１日半の速攻入手！

今使っているのは、ＰＥＮＴＡＸのＯｐｔｉｏＳ。ＰＥＮＴＡＸ社としては初めて出したデジカメ（の筈）。２００３年３月の発売を待って買ったものでした。もう５年半以上愛用。世界最小・最軽量（１００ｇ)で、今でもその軽さが気に入って、液晶画面が小さくても、買い換える気は全くなかったのですが・・・。

たまたま木曜昼間、夫の取っている雑誌がＰＣの横にあり、「最新デジカメは４年前とは全く別物」という記事が目に入ったのです。ＰＡＮＡＳ０ＮＩＣのパンフレットもあって、赤線が引いてありました。夫が元々持っているＬＵＭＩＸを買い換えようかと研究した様子。接写も夜景も被写体が動いている写真も、「何でも自動で撮れる」！

それを読んで一気に購買モードに。いちいち設定しないで済むし、最初からお気に入りのメーカーで好みに合ったし、他社を考える必要もなし。このＰＣを買ったＢ店を調べると、なんと、翌朝５時までセール！　念のためＹ店を見ると、やはり少し高め。これは、即注文でしょ！

翌朝、夫に注文済みの話をしたら、「アクションが速いね！」と驚いていました。
「これは私専用だからね！　パパは物を大切に扱わないから、貸してあげないわよー！欲しかったら自分用のを買ってね！」

シェルホワイトのおしゃれなデジカメ。七天デビューは間もなくです。