第３日　２００９年１月２８日（水）

石垣島→西表島→由布島→西表島→竹富島→石垣島




西表島から由布島に水牛車で渡る

今日は、３島巡りのツアーに参加することになっています。予定が詰まっているので、早めに朝食を取りました。





コテージの石畳にシーサー織りの模様がおしゃれ

前夜「星が出ているわねー」と言っていたら、快晴！　前日まで雨の予報だったのにね。ラッキーだけど、日焼けが心配と奥方。鉢妃は旅行の日から、今までのとは違う化粧品（ファウンデーション）に変えたのですが、それ自体が日焼け止めになっている筈。

結論を先に言ってしまいますと・・・。
旅行から帰ってすぐ、近所の仲良しに会いました。開口１番、「焼けた？！」
ファウンデーションの日焼け止め効果がなかったのか、今回選んだファウンデーションの色が濃すぎたのかどうか判らないので、奥方にメール。奥方の返事は、「最初から黒かった！」

ファウンデーションの色が濃すぎたと考えたいところですが、地黒は何を塗っても隠せないのか？　悲しい・・・。

先ずは西表島(いりおもてじま)へ。ここから船で仲間川を上っていきます。この川には何種類ものマングローブが生育していました。マングローブとは植物の名前ではなく、海水と淡水の混じるところに生えているものの総称だそうです。



上流に来ると小さな島に上陸。樹齢約４００年の巨木「サキシマスオウノキ」を見るためでした。



船中、ガイドさんから、手の平いっぱいになる大きな貝が回ってきました。シジミだそうで、マングローブの下にいくらでも居るそうですが、大きすぎて、大味。食べられたものではないとか。



船を下り、今度はバスに乗り換えました。ところどころに西表山猫の看板があるのは、その場所で西表山猫が見つかったことがあるということだそうです。夜行性なので、ほとんど見ることはできないとか。



こういう姿という写真だけがありました

海辺に到着。ここから目の前に見えている由布島（ゆぶじま）まで水牛車で渡るそうです。次から次へとバスが到着し、ものすごい人出。なかなか順番が来なくて、直射日光の下で、さんざん待たされました。途中で気づいて、２人とも持ち歩いている晴雨兼用の傘をさしましたが。

水牛乗り場。ここから由布島へ渡る





西表島側で水牛を待つ



由布島到着

由布島は自然の亜熱帯植物園状態。日本とは全く思えず、東南アジアのイメージ。





ツアーなので、ランチが組み込まれています。レストランに向かう途中、写真屋さんが居て、記念撮影。買う気など無かったのですが、結局買う羽目に。





食後行った海辺で、アイスクリームを売っていて、また食べることに。自分から進んでアイスクリームなど食べたいと思わない鉢妃ですが、東京ではないようなフレーバーばかりだったので、お付き合い。こくのある美味しいアイスクリームでした。



黒紫米と黒糖をそれぞれ注文





タイマー撮影、所々にカメラの台が設置されていました

集合まで少し時間があったので、聞いていた水牛の赤ちゃんを見に行きました。

生後２週間のあずきちゃんと母親

来るときは海を渡って来たのに、今度は干潮で泥の中を帰ります。



西表島に戻り、また同じ道をバスで港に戻ります。今朝船で上っていった仲間川も、もう陸になってしまっています。そのため、船は午前中のみの運航。



昨日も訪れた竹富島着。あんなに快晴だったのに、黒雲が頭上に。



奥方が今回の計画で悩んだのは、３島巡りに竹富島が入っているので、前日も行くかどうか、水牛車もすることは違うけれど１度でいいかなとか・・・。

バスで皆治浜（かいじはま）へ。星の砂の見つけ方の説明があり、みんなで採集。ほんとは虫の遺骸だそうですが、見えるか見えないかくらいの小さい粒を、２人とも見っけ！　どうせそのうち失くしてしまうのでしょうが、一応記念に持ち帰りました。





奥方のは、もっときちんとした星型をしていました

「ゆがふ館」で、この島の歴史をお勉強後、グラスボートに乗り、さんご礁の海に出ました。海の底まで見通せるきれいな水に感激！カラフルなお魚や大きなイカも見えました。





テーブル珊瑚

竹富島周遊は、結果的には、前日と行く場所が重ならず、水牛車は同じでも、昨日は昔ながらの集落を見られたし、実にうまくいきました。よかったね、奥方！

３島巡りを終え、また船に乗って、石垣島に戻りました。石垣島の観光を何もしていませんが、気になっていた川平湾（かびらわん）は、曇ってきたので行く値打ちが無いし、第一、今日１日快晴の下で綺麗な海の色を満喫したので、もういいわね、ということで納得。

案内所で、街の中心地まで徒歩１０分もかからないと聞き、入手した地図を片手に歩き始めました。こういう係りは地図を見るのが好きな鉢妃です。目的の幾つかのお店はすぐ見つかりました。

器屋さんを見て回り、奥方は、抱ち瓶の他、毎回記念の一点豪華主義の器（今回は花瓶）を購入。奥方の大好きな公設市場も覗いたり、鉢妃の好きなかまぼこを買ったりして、周辺散策の後、小綺麗なお店を見つけ、夕食に。



お酒の種類が豊富





いつも通り乾杯！





昨年開店したばかりとか

シックな店構えで、雰囲気は素敵です。今まで沖縄料理ばかりだったので、お寿司も混ぜて、単品で数種注文。お寿司はちょっと失敗。南国のお魚はね、と言ったのに、忘れていました。沖縄独特の、聞いたことも無いお野菜なども出て、美味しいのもあり、ふーん、というのもあり。後から聞いたら、神戸から呼んだシェフとか。沖縄の食材を使いながらも、いわゆる郷土料理とは一線を画すものにしたかったのでしょう。沖縄では、夜８時頃からお客さんが増えるとか。日没も７時半ですものね。

タクシーで真っ暗な中を走り、ホテル到着。由布島での昼食後、ちょっと甘いものが欲しくて、売店で買ったものの食べそびれた「石垣塩チョコレート」。一欠け食べてみたら、甘さの中にお塩が利いて美味。外装も可愛いし、内装まで、ミンサー織りの印になっていて、実におしゃれ。これはちょっとしたお土産にいいわ、と、ホテルの売店とコンビニで探したのに、売っていませんでした。「石垣島」のチョコなのに。小浜島のホテルで見たときは、北海道のロイズだわ、と思っただけでしたが、売っていないと思うと、急に欲しくなりました。



今夜は奥方に先にお風呂に入ってもらい、鉢妃は共通出資の収支決算後に入浴。旅行中の会計とカメラマンは鉢妃の役目。何時に就寝したかは覚えていませんが、明朝の起床はいつもよりゆっくり。おやすみなさーい！



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